2004年3月27日(土) あれから1年 お久しぶりです。9日に飼い猫ピッピの化学療法を始め、生活が一変してしまいました。それまでも私の要領がワルいのか毎日の生活はぎちぎちだったのに、流動食だ、点滴だ、通院だ、汚れ物の洗濯だ・・・と、いろいろなものが入り込んできて、睡眠時間を削っても対応できないくらい余裕がなくなってしまいました。でも時間なんて作れば作れるもの。一番の理由は私の気持ちの余裕がなくなってるんでしょう。 「白猫ピッピの闘病日記」の通り、ピッピに明けピッピに暮れる日々です。昨日から香港では1年で最大のイベントである7人制ラグビーの国際大会「香港セブンス」が始まったというのに、私は家にいて日記をUPしているくらいですから、いかに非常事態か!SARS蔓延中の去年でさえ今頃はスタジアムの大観衆の中にいて、地鳴りのような歓声に包まれていましたから。昨日夕方から3時間ほど予選を見てきましたが、気がそぞろなのか見ていてもまったく記憶に残らず、自分でも驚きました。ダメですね、こういう時は。あ〜、残念。 昨日26日は私達の移住申請が正式に受理されてから満1年でした。その審査過程はエージェントからずっと「順調」と聞かされていたのに、今になって彼らは腰が抜けるようなことを言い出し(しかも満1年の当日に!)、「おぉぉ、これが在住者に口酸っぱくなるほど警告されてきたキウイ式ビジネスなんだろうか?」と、妙に感動してしまいました。ビジネスなんていうものはある程度の差こそあれ、カネ儲けという究極の目的に向かって、信頼とかスピードとか好印象とか、最終的に報酬に反映されるものはなんでも提供しながら進むものかと思ってましたが、共産圏でなくても、そうでない世界があるのかもしれません。一つ勉強。しかし、彼らの対応がすっかりわかってしまった今、別の方法も検討しなければ。 今日は善の7歳の誕生日。 (←最近の善。学校で学年全体のショーがあり、ロシアのダンサーに扮した善とショーが終わって教室でホッとしたショット) 毎年セブンス真っ最中でロクなこともしてあげられずに可哀想ですが、今やいっぱっしのラガーとなった本人もその辺のところは重々承知してくれて、朝から喜んでセブンスヘ。大会の前座となる昨日の子供ラグビーの大会では、8得点中6得点を挙げて6歳最後の日を飾り、自力で7歳への花道を用意してました。今朝も慌しく何もしてあげられなかったので、本人の大大大大大好物のカニかまぼこを7本、キャンドル代わりに用意したら、大喜びでペロリを平らげてました(B@B^0^/)。いいヤツです。 (↑夫の提案でセブンス会場の巨大スクリーンにメッセージを流したものの(費用はチャリティー向けに約1,500円)、一瞬しか流れず肝心の本人は見ずじまい^^;しかし夫はしっかり写真に残して元取った?!) ともあれ、お誕生日おめでとう、善♪ by みこと 2004年3月14日(日) 幕の内週間 日本からのお客さん+単発の仕事+猫の通院+念願のボランティア開始・・・で一週間が終わりました。相変わらず幕の内弁当のような盛りだくさんメニューで、目が回りそうでしたが、終わってしまえばそれなりに楽しい日々でした。今週一番嬉しかったことは猫の腫瘍が小さくなっていること。もちろん体力が落ちていて予断は許されず、肝臓などへの負担を考えると別の心配もあるのですが、ともかくうずらの玉子ほどもあった腫瘍が1週間でぺったんこになったのは驚きです。 次に嬉しかったのは香港で就職活動をしていた日本の友人の仕事が決まったこと。これこそヒヤヒヤ、ドキドキのピンポイント攻撃で、香港に3社しかない職種の、一番希望する会社の仕事をゲッツしました。思わず昔ある人に教えてもらった、「運も実力のうち」という言葉を思い出しました。ともあれ、友人の前途に祝あれ!ベビーシッターのボランティアの素晴らしさはとても数行では書ききれないので、いつかのメルマガにでも譲ります。 もう一つ嬉しかったのは、ここ2ヶ月恒例になっていた子供の友人のイギリス人兄弟を招いての金曜のアウティングが無事終了したことです。これは彼らのママが家庭の事情で3ヶ月ほど本国に戻らなくてはならなくなり、1ヶ月半が経過したところで、「まだしばらく帰れない。」と、イギリスから電話をもらったことに端を発していました。子供二人を残して行っている彼女の気持ちが痛いほどわかったので、「OK!毎週金曜は面倒を見るわ。あなただったらどうするか一生懸命考えながら遊ばせるわ。学校行事がある時は、お手伝いさんとご主人に確認の電話を入れるわよ。」と約束したのです。 以来、バンコク旅行と息子の体調不良の2回を除いて、毎週金曜は一緒に過ごしました。家では狭いので所属する会員制クラブに放り込み、サッカーやバスケ、弟同士はプレールーム、兄貴同士は図書室やゲーム、夕食も一緒にとり、施設をフルに使い倒して8時解散・・というスケジュールでした。いつも他にも数人の子供を呼んだので、よくよく数えてみたら延べ22人の子供を面倒見たことになります!どうりで賑やかだったわけです。息子たちが大喜びなのは言うまでもありませんが、私も子供の友達一家(特にパパ)とここまで親しくなったのは初めてで、「ごちゃまぜ子育て」の理想に近づけ、楽しい経験になりました。次の金曜にはいよいよ待望のママが戻ってきます。 (↑クラブのホッケーコートでは毎週金曜日の同じ時間にスプリンクラーで水を撒いています。虹が見えたりしてなんとも爽やかなひと時) 一つだけ悔やまれるのは、友人から新居でのランチにお呼ばれされたのに、猫の容態が急に悪くなり当日ドタキャンしてしまったこと。事情が事情ながら、人を自宅に招く時の物心両面での準備を考えると本当に申し訳ない。こうなると、テンコ盛りの幕の内メニューも考えもの。来週はコンビニ弁当を目指します。 by みこと 2004年3月10日(水) 主婦の時間割 先週火曜日に、「近々この慌しさを抜けていつもの巡航速度に戻ってくれることでしょう。」と言ったのは、もう少しでこのドタバタから抜け出せると思ってたからなんですが、な〜んのことはない、あれ以降もずっとドタバタです。自分で撒いた種とはいえ、最近一気に花開く事が多く、ネコのガン治療が本格的に始まったこともあり、毎日の生活が学校の時間割のようにびっしりになってしまいました。 これからは、(月)家事+子供の宿題、(火)ネコの治療+柔道の送り迎え、(水)ボランティア+水泳の送り迎え、(木)ヨガ+友人とランチ+柔道の送り迎え、(金)家事+ホッケーの送り迎えとなりそうです。その間に子供のスクールバスの送迎もあり、買い物やネコの送迎もあります。本当に1日何度も出たり入ったりすることに。家事は月・金に集中しますが、食事の用意+後片付け、洗濯、弁当作りなどはどんなに忙しくても待ったナシですから、掃除とアイロンがけにチカラを入れる日になるでしょう。これでいくと私の純粋なプライベート・タイムは週一の友人とのランチ、ヨガ、ボランティアくらいです。 もう誰も覚えていないであろう、2週間ぶりのミッション(20点)は、@合同誕生パーティー、A恒例金曜アウティング、B一部衣替えが終わり、ミニ(10点)はなんとゼロで、計60点。2週間かけたとは思えないロースコアながら、ホントに手が回らなかった上、E学校の劇の衣裳縫いボランティアは時期がずれたよう。 今週は、ミッション(20点):@夢を見る、Aありとあらゆる方法でネコの看病、Bボランティア開始、ミニ(10点):C溜まりに溜まったメールのお返事、D移住申請のフォローアップ、E恒例金曜アウティングの最終回、F服の寸法直し(再挑戦!)と、いったところです。最近読んだ本でせっかく夢の素晴らしさを知ったのに、睡眠時間の短さから夢を見ないで熟睡するノンレム睡眠の比率が高いようで、あまり覚えていません。@はぜひ、かなえたいです。 by みこと 2004年3月7日(日) 3月という月 3月は日本人にとって別れの月です。国内だと卒業がその典型でしょうが、海外だと駐在員の帰国ラッシュとなります。今年も知り合いの何家族かが香港を離れます。私達も一緒に離れたいところですが、そうは問屋が卸してくれませんでした(泣)。それ以外でもこの月は、"しばしの別れ"の月となります。イギリス系スポーツのシーズンが一斉に終わるので、ラグビー、サッカー、ホッケーすべてが今月いっぱいで修了し、9月に再開するまで半年近いオフシーズンに入ります。 練習や試合ごとに顔を合わせていた親も子も、学校が違ったりすれば、本当にしばらく会えなくなります。週末の早起きは大変ながら、まったくなくなるとなれば、それはそれで寂しいものです。善など3つの習い事すべてが終わってしまうので、一気にヒマになりそう(笑) あり余るエネルギーをどこで発散させるか? 柔道は皆勤賞、4月になったらガンガン水泳、家ではローラーブレードでも・・と、早くも計画を立てているところです。 4月以降のことをこんなに前向きに考えてるというのも、移住という大きな目標とそのタイミングを考えると自己矛盾気味なんですが、毎日の生活、特に子供のそれはマッタなし。明日夜逃げ(?)する身であっても、子供は今日何して遊ぶかで頭がいっぱいなんです。でも、この毎日目いっぱい楽しもうとする生き方、けっこうワルくないと思ってます。かく言う私も今週から週一回のペースで里親を探している乳児のベビーシッターに行きます。ずっとサポートしていた団体なのですが、晴れて日中に時間がとれる身となったので、一番やりたかったボランティアを始めることにしました。 今日は子供たちのラグビーの最後の大会で、朝10時から3時までびっしり試合が続きました。温は珍しく4トライを決めシーズン最後を飾り、善も2トライで善戦。夫はライン引きだのなんだので8時から出かけ、何度もレフリーをやり本当にご苦労さま。レフリーをやるたびにビールのタダ券がもらえるものの(この辺がラグビーらしい^^;)、飲みきれないほど溜まってしまって人にあげたほどです。彼自身もシーズン終了間近で、昨日の試合は実質今年の天王山となるリーグ戦準決勝だったのですが、残念ながら勝ち上がれず、後は三位決定戦を残すのみ。「香港でのシーズンはこれでホントの本当に最後!」と願をかけながら、月末の「香港セブンス」まで駆け抜けましょう。 by みこと 2004年3月6日(土) 長〜い一週間 ふぅぅぅぅ=3 やっと一息つきました。「なんでまぁ、こんなにいろんなことがいっぺんに?」と思うほど、良い事から悪いことまでテンコ盛りの一週間でした。おかげで水曜に出すはずだった「西蘭花通信」200号は9割方できあがっていたにもかかわらず、配信できませんでした。こんなことはメルマガ開始以来、恐らく初めてです。人の好意にも思いっ切り助けられ、嬉しかったり申し訳なかったり、徹夜明けのぼんやりした頭で考えさせられ、思考回路まで忙しい日々でした。 「そうは言っても主婦なんだから、30分、1時間くらいの時間は作れるだろう・・」と思われるだろうし、自分でもそう思って多少はナメてました。ところがどうして、1時間をひねりだすのが至難の業。気がつくと子供のお迎え時間、習い事の送迎時間、夕食の時間・・というのが現実でした。でも普段会えない人に会え、東京から来た友人の仕事が決まってお祝いランチをやり、珍しい人が家に来てくれ・・・と、それはそれで貴重な時間でした。 (←オーストラリア人のママ友と話し込み、モーニングティー→飲茶へと4時間一本勝負のおしゃべりの舞台となった場所) そもそも慌しくなった一番の理由は、元々いろんな予定があったところに金融翻訳を引き受けることになったことでした。「想定モデルのストレステスト、バックテストは、ポートフォリオ・リスクの見極めに・・」、「金利タームストラクチャーのレベルとモデルは・・」と、「てにをは以外ほとんどカタカナ?」というような金融独特の文章は、関係ない人には「なんのこっちゃ?」でしょうが、私には懐かしまくり♪ それ自体はとっても楽しいおシゴトでした。来週は通訳の仕事も入って、なんだか「働けっ!」と背中を押されてる気配。 二番目の理由はネコでした。リンパ腫にかかったピッピは火曜に腫瘍の一部を切開したので経過を見る必要があり、「吐かないか、温かくしてるか、いつもと変わった様子はないか、傷口を引っかいてないか、食事は、便は?」などいくつか注意事項があり、それ以外に包帯の取り替えや投薬も。魚を焼いたり、昼寝の場所を作ったり、様子見がてらにブラッシングもして、とにかく大切に、大切にしています。けっきょく獣医さんに2回行き、来週は抜糸に行きます。その頃にはイギリスからテスト結果も送られて来ることでしょうから、今後の治療方法が決まることになります。化学療法をするかしないかで考え込む日々です。 ともあれ週末!楽しみましょう♪ Have a nice weekend! by みこと 2004年3月2日(火) 雨降って地固まる 今日はほとんど一日中霧雨が降ってました。だからと言う訳でもないんですが、「雨降って地固まる」な気分。はっきり言って「トラウマ日記」がストップした先週土曜日以降、ずっ〜と忙しく、次から次へと予定していたこと、予期せぬことを含め、いろいろなことがありました。まだまだ一息つけない状態で、ちょっと大げさながらも改めて「雨降って〜」という訳なのです。 日曜には延期していたアウトドア誕生パーティーをなんとか終了。総勢33人を集め(うち温の友達が14人)、お天気にも恵まれ、最後はニンジン引っこ抜き大会で盛り上がり、予定通りでした。しかし、温の指に釣り針が1センチ近く刺さって抜けなくなるというアクシデントがあり、途中から夫と救急車で病院へ。バースデー・ボーイズがいない中でのケーキカットとなりました(残念)。素人には取れなかったもののケガそのものは大事に至らず、本人もカッコいい救急車に乗れたので、死ぬほど痛かった分はチャラのようです。 他にも善に虫歯が見つかり、西蘭家始まって以来のことに家族全員がビックリ仰天。どうりで泣くほど痛がってた訳です。歯医者さんで見てもらったら、大きな穴がポカンと開いてました(ここまで気がつかなかった"バカっ母"?)。ネコのリンパ腫(≒ガン)発覚で、こちらも病院通いの日々。今日も往復し、今は首に包帯グルグル巻きの状態です。他にも学校の個人面談をこなし、大家と契約更新の話をつけ、アカデミー賞の授賞式をテレビで観たり(勝元殿、残念)、山のようにあるニンジンを調理したり、こまごました事が目白押しです。(↑さすがに本人もわかっているようで、すっかり大人しく神妙にしてます。それが余計に不憫です) でも、こういう時は焦らず一つ一つのことをいつもより丁寧にこなしていくのが私流。慌てるとホントに貰いが少ないです。慌しい中にもちゃんといいことが用意されているもので、温を気遣う電話やメールをいただいたり、ニンジンのレシピが送られてきたり、緊張して出かけた歯医者さんがとっても良かったり、学校の個人面談の待ち時間で一番会いたかったママに会え、つかの間ながら話ができたり、思いがけない人から連絡があったり、「ラスサム」のオフィシャル・ガイドブックや「武士道」の本が手に入ったり、諦めていた服のシミが意外なもので見事に落ちたり・・と、小さい"ご褒美"もたくさんありました。 近々この慌しさを抜けていつもの巡航速度に戻ってくれることでしょう。もうちょっとがんばってみることにします。 by みこと 2004年2月27日(金) ミッション・ポシブル 先日、洗濯物を取り込もうとしたら、夫のTシャツがハンガーからスルリと抜け落ち、階下の洗濯干し場にヒラ〜リ。ガ―――ン!最近やってなかったのでショック。「待てよ?この時間はお手伝いさんが子供の迎えに出てるハズ。ということはあの眼光鋭い奥サマだけがお家に?う〜〜〜ん」 彼女がドン臭い隣人の洗濯物を取りに行ったりするはずがないので、「あとでお手伝いさんに持って行かせるわよ。」と冷たく言われるのがオチでしょう。そこで、ジャ〜〜〜ンと「ミッション・ポシブル・キット」登場♪ (↑10度以下の冬日から一気に20度後半の夏日となった香港。盛夏直前の外遊びが楽しいひと時) 階下まで届く長い紐にS字型のフックを結びつけ、更に洗濯バサミで結び目を固定したお手製キット。それをスルスルと下ろして落ちた洗濯物に引っかけて"救助"するという、非常〜に原始的ながら、なかなか便利な代物。すでに1回登場し、けっこう味をしめてました。でも、あの時は外側に向かって開いた窓の枠に引っかかったものを取ったので、万が一、階下の人がそこにいても窓の外を怪しげな紐が降りてくる光景は目にしなかったハズ(目の前の窓枠にぶら下がっていたTシャツが、スルスル天に昇っていくだけで十分怪しいという意見は置いといて・・・)。 しかし、今回の落下場所は完璧に窓より下なので、誰かが窓辺にいたら紐がバッチリ見えてしまいます。「えぇぇい!あの奥サマが洗濯干し場に足を踏み入れたりする訳ない。」と、迷わず決行!前回と違って思ったより風があり、更に長くなった紐はゆらゆらゆらゆらゆ〜らゆら。なかなか"標的"に達しません。頭の中ではなぜか、「007」のテーマソングが・・・。そこでフックを縦10センチはある大きなものに取り替えると、重みと当たりの強さで(?)一気に到達!あとはトチらないよう、慎重かつ迅速に引き上げるだけ。「どうか誰かがビックリして窓から顔を出しませんように。」 ミッション無事成功!手にした夫のボロTを手にホックホク♪ 「なんだぁ、カンタンじゃな〜い。これでいつでもドンと来い♪」と自画自賛。でも、この方法ならハンガーにかかった人様の洗濯物もカンタンに盗れると思うと、ちょっと複雑。それから2日後。再び、落下している白いTシャツ発見!ガ―――ン!と思いつつも、ちょっと余裕でキット登場。難なく吊り上げてよくよく手にした物は、「ゲッ!ウチのじゃない;(´▽`)A」 確かに、すり抜けたはずの空のハンバーもないし!おバカぁ。今度は慌てて元あった辺りを目がけて落下させると、なんとかそれらしく広がって落ち一件落着。「ナニやってんだか」の、なんちゃって主婦業はまだまだ続きま〜す。 by みこと 2004年2月26日(木) それぞれの2月26日 西蘭夫婦にとって、今日はちょっと特別な日でした。今日でニュージーランド移住を申請した去年3月26日から、丸11ヶ月たったことになるからです。申請の際に移住エージェントから「結果が出るまで11ヶ月はかかります。」と言われていたので、それを素直に受け取れば、今日が一応、"約束の日"に当たります。結果から言えば、"Nothing happened" でした。 先日、夫に「ボクが毎朝目が覚めた時、一番最初に考えることって何だかわかる?」と聞かれ、「"今日、お昼に何食べようかな〜"だっけ?」と、前に教えてもらった通りに答えると、「違う。"ニュージーランドから返事のメールが来てますように"ってこと。」とポツリ。これを聞いてドキッとしました、私は目覚めた瞬間に、「今日の弁当のおかずって何だっけ?」と、昨夜寝る前に描いていた段取りを反射的におさらいしているからです。何とも夢のない、現実的な寝覚め。これには反省しました。 ちょうど夢に関する本、「スピリチュアル・ドリーム」(シルビア・ブラウン著、英語名「Book of Dreams」の方がはるかに内容の感じが出てますが)を読んでいて、いかに夢が人生を豊かにするか、寝入る前・寝覚めが大切かを聞きかじったばかりだったので、夫のピュアな目覚めに心を動かされました。それに比べ、夢以前に私の眠りの貧しいことと言ったら!時間の短さをカバーするように、ベッドに入った瞬間に漆黒のような眠りに落ち、本来夢を見るレム睡眠の時間を奪ってまで、深い深いノンレム睡眠に陥っているようなのです。 計算によれば、人は生涯に6年分くらい夢を見るそうですが、この計算式にあてはめると私は3年分しか見ていないことになります。夢を見るためにも、それを実現するためにも、眠ろう。これが11月26日のささやかな誓い・・・。と、思っていた矢先、あと4日でカナダに移住するという台湾時代の日本語の教え子から電話が入り、懐かしさのあまり延々延々と長電話。ささやかな誓いを初日から破っても惜しくはない、貴重な時間でした。でもやっぱり寝ます、明日から・・・・。 by みこと 2004年2月25日(水) 2日越しのバースデー 一昨日、23日は夫の38歳の誕生日。祝い事は割りときちんとやるのが好きな彼、「ケーキを買って、ちょっと腕を振るって何か作ろう!」と腹をくくっていたのに、こんな日に限って子供が2人とも違うお家へお呼ばれとなり、予定は大狂い。温など夕食をごちそうになることに。どう考えてもキッチンに立ってなくてはいけない6時過ぎ、私は善を迎えに行った先のお宅で気さくなイギリス人ママにレモネードをご馳走になってました;´▽`A さすがにこの日のケーキは諦め、食事だけはちょっとポルトガル風にしてみました。スープはなんちゃって「カルド・ベルド」。メインは初めて作ったタラの揚げ物もどきと、野菜のソテー。本当はそぼろにしたタラだけで作るフィンガーサイズのはずなのに、実際に私が作ったのはジャガイモたっぷりの俵型で、どう見ても「コロッケ」。パン粉も洋風のが家になかったため、日本のを使って、も〜う致命的(泣)。ほとんどいつもの夕食と変わらなくなってしまいました。でも、ちょっと塩分強めの"あの辺の味"にはなり、個人的には一応OKサイン(^^)v 「魚コロッケ」という名前で翌日の弁当にもデビュー! 昨日は気を取り直し、4人揃ったところでいよいよケーキカット♪ しかし、もう2日目。夕食のメニューはフィリピン風「チキン&ポテト・アドボ」(家族の大好物の酢醤油煮)、「ポーツァイ豆腐」(中国映画に名前だけ出てきた幻のメニューで、「ポーツァイ」はほうれん草のこと。想像で作った創作定番料理)と、まったくいつも通り。2日目で更においしくなっている「アドボ」は今日の弁当入り。 (←元お手伝いさんが作った"本物"の「アドボ」。私のは子供から"ニセ物"と言われてます) ささやかな祝い事は「忙しい」「面倒くさい」「興味ない」と、日常に埋没しがちですが、「大切な人の誕生を祝う」という原点に返れば、やはり何かしてみたいもの。特別なことをしなくても、気持ちがあればかまわないと思っています。頼んだピザだって誕生日の人が切り分けるとか、インスタントラーメンだって「誕生日だから叉焼1枚おまけ♪」とやれば、立派に祝って楽しめるでしょう?(別にメインが「コロッケ」になってしまった言い訳ではないんですが・・・ナハ) ともあれ、Happy Birthday, darling! by みこと 2004年2月23日(月) 三寒四温 いい週末でした。金曜は息子とその友人2人を加え、野郎ばかり4人を引き連れて所属する会員制クラブでホッケー → サッカー → プレールーム → 夕食 → バスケのハシゴ。途中から夫も合流し、みんなを送り届けたのが8時半。土曜はいつも通り夫も子供もそれぞれの習い事に飛び出して行きましたが、夜は「ぜひこの夫妻と誕生日を祝いたい!」という夫ご指名の2人と大人ばかり4人で、例のポルトガル料理「ポーサダ」へ(西蘭家は凝り出すと、"そればっかり"がしばらく続きます)。 ご夫妻の中学生のお嬢さんがベビーシッターのアルバイトを引き受けてくれたので、子供たちはそのままお泊りに。夕食を食べさせてもらい、お風呂に入れてもらい、「人生ゲーム」まで付き合ってもらって、本当に楽しかったようです。親は親で大人専科の時間を店の看板まで楽しみ、尽きない話で笑い転げ、ワインも2本空けました。もちろん、私の時と同様、音楽&ケーキの手厚いおもてなしで(今回はワインも一本付きました)、夫もご満悦。最後はいつもお世話になっているマネージャーのアダムが屋上に誘ってくれ、180度以上広がる夜の海を見せてもらいました。ハーバーの明かりが瞬いていて、本当にきれいでした。 日曜は早朝からラグビーの大会で、30度近かったグランドで1日中過ごしました(暑っ)。善は6試合、6トライという好結果、温も人数が足りないチームの応援に借り出され4試合をこなしました。大会だと、日ごろ顔を合わさない子供の同級生の親御さんにもいっぺんに会えるので、「最近どう?」「バンコクどうだった?」「まだニュージーランド行ってないの?」(^^;)と声をかけられながら、あちこちで立ち止まっては立ち話。でも大会もあと1回を残すのみで、シーズンも"グラウンド社交"も佳境に入ってきてます。今日は再び肌寒く、三寒四温の天気です。 先週のミッション(20点)は、@善の水泳レッスン開始、Bジョギング再開、ミニ(10点)のC誕生パーティーの再準備、D夫の誕生日ディナー、E原稿書き、F生理用布ナプキン作成が終わったものの、A自宅でのヨガができずに80点。「体育会系オタク」はムリだったけど、「同好会系オタク」(?)ぐらいはできました。 今週のミッション(20点):@夫・温・私の合同誕生パーティー、A善の友人を呼んでの恒例金曜アウティング、B一部衣替え、ミニ(10点):C自宅でヨガ(今週こそ!)、D物置の大掃除&荷物処分、E学校の劇の衣裳縫いボランティア、F春夏服の寸法直し。と、「お針子オタク」となりそうです。 by みこと 2004年2月21日(土) シンプル・ライフ@香港 日本の友人が月末に香港に来るというので、思わず「買い物リスト」を送ってしまいました。 (Special thanks to Tさん) 1.ユーミン「シャングリラ U」〜氷の惑星〜DVD(2月18日に発売になったばかり) 2.「フロッシュ」(ドイツ製の環境洗剤。もう大ファン♪) 3.アイヴァン・モリス「高貴なる敗北:日本史の悲劇の英雄たち」 4.ルース・ベネディクト「定訳菊と刀−日本文化の型」 5.新渡戸稲造「武士道」 6.ワーナーブラザーズ「ラストサムライ」 7.リー・キャロル「インディゴ・チルドレン 新しい子供たちの登場」 (←「ラスサム」のズウィック監督がくまなく読んだそう) もう見ての通り。最近頭から離れないことがわかりやす〜く出てます。「菊と刀」なんて実家のどこかに埋もれてそうですが(私が出てから建て替えてるので、さすがにもうないか?)。他にもラフカディオ・ハーン(「ラスサム」では狂言回し役の太ったイギリス人カメラマンのモデル)の著書やニューエイジ系、「食」、南極に関する本が何冊か欲しかったものの、重くて申し訳ないし(もう十分重い?)、切りがないし、そんなに読む時間がないしで、現実に立ち返って見送りました。 本当に最近の欲しいものは本のみ。本以外でぜひ欲しいものは、今のところヨガマットくらい。物欲ってトシとともにちゃ〜んとなくなっていくものなんですね(実感)。同時に収入もなくなって、ニュージーランドに行かなくても長年の夢だったシンプル・ライフへまっしぐら!(笑)。しかし、時間への飽くなき欲望は相変わらずメラメラと・・。あ〜、目が潰れるほど本が読みた〜い<<<<(叫) by みこと 2004年2月20日(金) 必見!これぞクリエイティブ手抜き料理! 「日記」読ませていただきました。んな、手抜き料理くらいまかせてください。我が家は私が4時半すぎに帰宅、ダンナも6時には「ご飯!」という家ですから。。。 一昨日の「日記」でグチっていたら、こ〜んなに心強いメールが、元同僚からたった今入りました!Thanks、Iさん♪ 節分の時の「恵方巻き」も同じソースでぇす(←ネタばれ、ネタばれ)。 @ 豚キムチ。我が家はキムチのみならず、たまねぎやいろんな野菜を混ぜて半分野菜炒め状態にします。これでキムチが少々辛くてもだいじょうぶ。これをご飯の上にぶっかけて、ごまと海苔でいっちょ上がり! A 麻婆豆腐。これも我が家のはやたらとニラだたまねぎだと入りますが、基本的には同じです。お野菜は数日分まとめて作っておくお菜っ葉(時によりほうれん草だったり。。。)のおひたしで解決。これもうちのダンナはご飯にぶっ掛けです。 B 豚焼肉ソース炒め。ふふふ、だんだんばれてきましたね。たまねぎと豚肉を炒めて市販の焼肉ソースで味付け。またまたごまと海苔をのせてご飯の上にぽん。お野菜はもちろん、適当です。 C 数日前からやるならクスクスがおすすめです。おフランスで本場的ものをお召し上がりになったかと思いますが、私のはおフランスで食べたものから適当に編み出した単なるトマト味おでん。骨付きの鶏肉をオリーブオイルで炒め、そこににんじん、大根、にんにく(これは忘れてはだめです)と缶詰のトマトをどどどんとつっこみ、あとは月桂樹の葉を入れて、お塩少々で延々煮込みます。2日目くらいが大根に味がしみて、それぞれの味がまざっておいしくなります。あとはクスクスはあの箱入りで売ってるやつです。お湯を沸かしてまぜるだけってやつ。意外にいけますよ。骨付きお肉も入ってるからボリュームも満点! D グラタンも忘れちゃいけません。小林勝代さんちっくに、たまねぎや野菜を炒めたところに小麦粉を振りいれ、牛乳でのばすってなルーの作り方をすれば、あーっと言う間です。あとは耐熱容器に入れてチーズを山盛り。最初に電子レンジでちょっと「チン」するとチーズが溶けるので、その後はオーブンで焼き目をつけるだけでぇぇす。 とりあえず、こんなもんでいかがでしょう?育ち盛りさんたちには物足りないかもしれませんが、我が家はパスタもよくやります。 E ペンネを茹でて、スモークサーモンとペストソースを混ぜ、ベランダのフレッシュバジルをちぎって混ぜてマツの実を乗せるだけ。付け合せはサラダです。これぞおなべ一つであっという間。 関東の方は?ですが、 Fお好み焼きなんてのはボリュームもあるしすぐできます。目の前で焼くので「ごはんまだぁ?」攻撃もかわすことができますよ。コツは一皿ずつグをあわせずに、大きなボールにキャベツから全部中身を混ぜてしまう。あとは焼くだけ。洗いものも減ります。 主婦、手抜きをしようと思えば結構できるものですよ。 例えばお野菜の煮物(ひじき、切干大根、金平ゴボウ)の類は山のように作っておくとか。お出汁はとったらペットボトルに入れて冷凍庫、とか。ではでは、またランチしましょう! 彼女、奥様テニスに励むどころか働きながらこれをやってるんですよ〜。お手伝いさんにおんぶ抱っこだった私はこのザマです。もっとビックリなのは、ここで登場する「ごはんまだぁ?」のご主人がバリバリのアメリカ人だってこと!豚キムチもお好み焼きもど〜んと来い? よ〜し、玉ねぎ買いに行こっと♪ by みこと 2004年2月19日(木) ドカンと春 今週に入ってからの香港は連日20度前後の陽気で、日本で言えば4〜5月の天気。ほんの2週間前は10度以下の日が続き、寒さと雨から予定していたアウトドアでの誕生パーティーを延期したのがウソのようです。香港では日本のように「桜の花もほころび始め・・・」なんて悠長な季節の移り変わりなどなく、いきなりドカンと春が来て、その後ドッカァァ〜〜ンと夏になり、思いっきりの真夏日が半年近く延々延々続きます。でも移住したら「アッツイなぁ〜」と文句言いつつ歩いた南国の日々が、懐かしくなるでしょうね。 (↑西蘭家の「天気ネコ」。別名「日時計ネコ」。気温が上がってきたとたん、お昼寝場所が子供のベッドに移行しました) かたやニュージーランドでは超異常気象が続いているようで、とっても気になります。(NZ在住の方、お住まいのところは大丈夫ですか?) 地球温暖化などの余波なのかもしれませんが、こんなに記録的な大型台風に見舞われるなんて! 家やクルマが浸水してしまう人間の被害も甚大だけど、逃げ場のない小さな生き物がどうなってるのかも心配です。ヨーロッパでも中国でも、近年では見渡す限り冠水している光景がテレビで映し出されてもだんだん驚きが少なくなってきていて、それはそれで怖いこと。 その一方で、地球は今よりもっともっと暖かい時代もあって、北京にさえ象が生息していたそうですから(「トラが語る中国史」という本に詳しいです)、長い地球生命の中ではいろんなことが起きても不思議はないのかもしれません。でも、それが人間の自然破壊が引き起こした人為的なものでないといいのですが・・・。そうは言っても人間も地球の一部。良くも悪くもその所作を呑み込みながら、地球は回り続けるのかなぁ?最近、世界の行く末に少し明るいものを見出し始めてます。なんだか、話が広がり過ぎですね。今日はこれにて退散〜ε=ε=ε=ノ(^。^)ノ by みこと 2004年2月18日(水) 景気回復のツケ 「日本の去年10〜12月期の実質経済成長率が前期比+1.7%、年率換算で+7.0%ぉ??」と、ニュースの見出しを見ながらフムフムと思っていたら、さっそく今日、ず〜っと前に加入していた年会費無料クレジットカードで、銀行系のプラチナカードの年会費請求書が! 香港も景気が戻ってきてるので、続々とこの手の無料期間打ち切りが始まってます。このカード、加入時のプレゼント欲しさに(それが何だったかは忘れましたが)ゴールドカード(当然、年会費無料)に入り、まったく使わないまま家に置きっ放しにしていたら、銀行の方が勝手に"優良顧客"と判断して、プラチナカードを送ってきました。 クルマを運転しないペーパードライバーがゴールド免許を持っているのと同じ話で、使ってないので問題もなく、一銭もカネを落とさない実質的には客ですらない私達が"優良顧客"ということに。このあまりにずさんなマーケティングに、「この銀行に口座開いてなくて良かった。」と思ってしまったほどですが、今度は「無料期間終了。年会費1,800香港ドル(=約2万5,000円)、夫婦で5万円払え!」と言ってきて、再び口あんぐり。さっそく明日、解約します。 今日から善が水泳を習い始めました。去年の今頃はカナヅチだったかと思うと、25メートルプールを何度も往復している姿に日進月歩の成長を感じます。これを手助けできるなら週一の送り迎えくらい・・・と思いたいところながら、このために4時半〜6時半は家を空けなければならず、火曜(柔道)、金曜(ホッケー)に続いて昼間から夕食の仕込みをしなくてはいけない日が週3日に増えてしまいました。 夫は「簡単な料理でいいよ。」とねぎらってくれますが、もう十分に簡単なのでこれ以上削るのはちょっとムリ・・・。まさか毎週3日、カレー+シチュー+チャープスイ(西蘭家特製カレー並の人気メニュー)という訳にもいかず、午後2時台から夕食の用意に取りかからなくてはいけない日々が続きそうです(泣)。奥様テニスに行ってる人たちって、いったいどうやってるのかしら??教えを乞いた〜い。 by みこと 2004年2月16日(月) ただいま〜♪ 昨夜9時ごろバンコクから戻りました。飛行機はオンタイム、天気にも恵まれ、善は2トライをとってチームに貢献、体調イマイチだった温も熱は出さずに空港で呼び止められることなく、無事帰ってきました。私はと言えば、子供の付き添いのつもりで特に期待して行った訳でもなく、「半年ぶりに家事から解放される♪」ということを最大の楽しみにしてたはずなのに、行ったら行ったで、とってもエンジョイできました♪ 何がどう良かったのか簡単には言えないので、もしかしたら休眠状態の「旅行記」にでもUPします(←希望的観測)。 戻ったら戻ったで一気に日常生活へ突入〜。昨夜のうちから洗濯機が3回回り、夫は預けていたネコを引き取りに。学校の宿題にコメントをつけ、体操着を用意し、弁当の仕込みに米をとぎ・・・とまったくいつも通り。でもリラックスした後だと妙〜に腰も軽く、荷解きもそこそこ手際良く進みました。やはり生活には「ON」と「OFF」が必要なんだな〜と、しみじみ思ったところ。さぁ、次は4月の日本までひとがんばりしましょう。 2週間ぶりですが、ミッション(20点)は@誕生パーティー準備、A子供の友人の誕生プレゼント用意、Bボランティアの説明会参加、ミニ(10点)はDタイ旅行前のメルマガの書き溜め、E「ラスト・サムライ」をできたらもう1度!、F夫と誕生日ディナーへ・・が、全部できたものの、誕生パーティーそのものは延期したので半分の10点として計80点(ど〜りで忙しかったわけだ。「ラスサム」ももう2回観たし・・)。Cネコの定期健診は経過良好につきしばらくお休みになりました♪(がんばれ、チャッチャ!) 今週はミッション(20点):@善の水泳レッスン申し込み&開始、A自宅でのヨガの習慣化、B足のねんざで休んでいたジョギング再開、ミニ(10点):C延期した誕生パーティーの再準備、D夫の誕生日ディナー、E月刊誌の原稿書き、F掲示板でおなじみのマンゴー仙人☆JINさんに教わった生理用布ナプキン作成(古着などの綿100%ネル地を縦46センチ×横30センチに切り、それを縦23センチ×横30センチに二つ折りし、さらに三つ折りにして使用するんだそうです) ちょっと外向きな週が続いたので、今週は体育会系オタク(?)を目指して一人で過ごす時間を増やすことにします。 by みこと 2004年2月12日(木) さらば!銀幕の「ラスサム」 朝6時40分:起床。いつものように朝ごはん&弁当の用意をしながら第1回目の洗濯開始。7時20分:子供を起こし、40分:朝食。8時:子供をバス停まで見送り、そのままヨガへ。9時:ヨガ開始。10時半:ヨガ終了。11時半:トンボで帰宅→早お昼をかきこみ→洗濯物を干して2回目の洗濯→夕べ出しておいた夏服をそれぞれのバックにしまい込み、水着や半袖のパジャマ、サンダルも突っ込んで荷造り終了。この間しめて30分。12時:家の前からバスに飛び乗り映画館へ。 12時15分:到着!しかし、昨日までトム・クルーズだった場所にラッセル・クロウのポスターが!っが〜〜〜〜ん。「マスター&コマンダー」が今日から封切りぃ??・・・ってことは、・・・ってことは、ぎゃぁぁぁ。昨日の「ラスサム」がホントにラストに。嗚呼!もう勝元や氏尾やオールグレンや天皇(!)他みんなに、銀幕上で会えないのかと思うとその辺にヘタリ込みたい気分でした。出がけがあまりに慌しかったのでネットでチェックしてこなかった自分が悪いのですが、妙に「これも運命。」としんみり納得。実は昨日、5回目を観ていました。一言一句ももらさず、どのシーンも脳裏に焼き付けるように食い入るよう観てたのは、「これが最後かも。」という予感だったのか? いつか「この日」は来るのだけど、やはり残念。一生追い続けられるほどの夢と感動をありがとう。 12時40分:歩いて帰宅。これ以降は、1時20分:「日記」UP。片付け&3回目の洗濯。夫の帰宅&昼食。3時:子供のお迎え、4時:バンコクに向けて出発・・ってことになりそうです。今回の旅行は子供のラグビー大会のためで、香港の貴重な思い出の一つになるでしょうから思いっきり楽しもうと思ってます。というわけで、しばらく留守にします。少し早いですが、Have a nice weekend! by みこと 2004年2月10日(火) これって病気? 昨日の朝、いつものように朝の用意をしていると善が泣きながらやってきて「足が痛い」と訴えます。もうすぐ7才なので、泣くほどとなると相当です。びっこを引かないと歩くことさえままならないものの、痛がっている膝を見てみても外傷や腫れはまったくなく反対の足と同じ状態。しかし、膝に触っただけでギャーギャー言い、曲げることもできないところをみるとよほど痛いらしいのです。 お世話になっている外科医に駆け込むと、先生は即座に「これは膝じゃないねー。」と一言。二人で目を丸くしていると、先生が腰の部分を強く押さえて固定した状態であれば膝に触っても痛がらないし、驚いたことにいくらでも曲がるのです。不思議!けっきょく、「滑膜炎」と診断され、発熱による関節付近のどこかの炎症が神経に障り、結果的に膝に響いているらしいとのこと。実際の問題は足の付け根で、問題の箇所も触診で探り出せました。 まったく聞いたことがない病名でしたが、「始まるのも突然だけど、終わるのも突然。明日になったら飛んだり跳ねたりしてるかもよ」とのこと。しかし、片足が突っ張ったままの善を横抱きにしたりおぶったりしてやってきた身には、にわかには信じられませんでした。「熱はないみたいだけど、熱さましを飲ませて様子を見て」との診断でした。スーツ姿ばかりのオフィス街・セントラルを、善をおぶってタクシースタンドへ。10年以上身を置き、目をつぶってでも歩ける街。そこをこんなにデカくなった息子をおぶって歩くとは!元同僚にでも会えれば午後のお茶の話題くらいは提供できたのですが、誰にも会わずじまい(惜)。 家に戻ってからはローラーがついた勉強机の椅子を車椅子代わりにして、部屋の中を移動させることに。そのうち自分で要領を覚え、壁伝いにオモチャを取りに行ったりトイレへ行ったり。しかし、痛みは相変わらず。夜はゆっくりお風呂に入れてあげ、少し良くなったところで就寝。長い1日が終わりました。ふぅ〜=3 今朝はかなり普通に歩いて、「まだ痛い。」とキッチンまで言いに来ました。しかし、どう見ても相当回復しているのでびっくり!昨日手放せなかった椅子も部屋の隅に置きっ放し。「これは学校行けるな。」と思ったものの、あんなに行きたがっていた本人が「やっぱり休む。」と言うので休ませました。しかし、昼現在、本人はゴミ袋に穴を開けた裃(かみしも)を着て、柔道の帯を締めてハリーポッターの剣をぶら下げ、片手にピストルという姿で、「ウって〜、ウって〜(「撃って」の英語なまり)」と叫びながら、「ラスト・サムライ」のサントラがガンガン流れる中、トム・クルーズになりきって家の中を走り回ってます@。@; 先生、さすがっ! (←なんちゃって車椅子の上で得意顔の善。温はかいがいしいお世話係に。) と、ここまで書き終えたら電話が鳴り、出てみるとな〜んと、先生。「Hi!善はどうだい?」「先生のおっしゃる通り飛んだり跳ねたりしてます。」と言うと、「That's good! だいたい24時間で終わっちゃうからね。それだけ知りたかったんだ、じゃbyebye!」とのこと。まるでお見通し。やっぱり先生、さすがっ! by みこと 2004年2月8日(日) みこと4回、タカ3回、善2回、温1回 昨夜は、偶然にも私達と同じく昨日がお誕生日だったお子さんご一家のご招待で、香港最大の会員制クラブ「ジョッキー・クラブ」でワイワイガヤガヤ楽しいディナーでした。このクラブ、イギリス・オーストラリア人を中心とした私達が所属しているクラブと違って、香港人度がメチャメチャ高く、食材もお値段も超〜豪華版。掌大もある特大オイスターを山積みにしてくれての大歓待(感涙)。バースデー・ガールなので、食べても食べてもお皿にオイスターが!都合10個ぐらい食べたかもしれません。味も新鮮さもピカ一で、フランスの本場で食べて以来のプリプリ度。絶品でした。 他にも大人のスニーカー大×厚さ3センチのローストビーフも・・・でも、最近すっかり菜食なので、これは一切れのお味見だけで遠慮しておきました。(でも、信じられない柔らかさでおいしかったです) バースデー・ボーイの温は自分のスニーカー大のをペロリと平らげてました・・・(バケモノ!)。最後は私の好きなチェスナッツの特製バースデーケーキが!みんなに歌ってもらいながら、誕生日だった3人で一緒にローソクを吹き消しました。3人にとっても、祝ってくれたみんなにとってもいい年になりますように。感謝と感激とワインで夢見心地なまま、2004年2月7日が終わりました。 今日は恒例の週末買出しの後、なんと善と霧雨の中、「ラスト・サムライ」へ。先週1回レイトショーを観ているので(帰ったら夜中の1時過ぎでした)、これで4回目^^;温は興味がないようで夫と留守番。しかし、実は夫も先週のレイトショーに続いて、昼間行けなかったために今日も一人でレイトショーに行っており(今頃、最後の合戦シーンかも)、これで3回目!二人でハマりまくってます。パソコンからもサントラなら、クルマに乗ってもサントラと、音楽を聴いてはお互いにそれぞれのシーンを思い出してジーンとしている状態。どうしちゃったんでしょう?西蘭家・・・(って人様に聞いている場合ではないですが) (←オフィシャル・サイトより。ニュージーランド撮影のサムライたちの村) by みこと 2004年2月7日(土) パーティーは延期 土曜日だろうが誕生日だろうが、西蘭家の冬の週末は早いのです。子供たちに朝ごはんを食べさせ付き添ってくれる夫とともにサッカーに送り出したのが8時。普段、学校へ行く時間と同じです。それから呻吟すること30分。とうとう8時半に受話器をとって電話をかけました。「あの〜、明日お願いしているケータリングをキャンセルして後日改めたいのですが・・・。」 やっと決心がついて、明日のアウトドア誕生パーティーを延期することにしました。香港はここ一週間以上カラリと晴れた日がなく、陽が差さないので気温も10度前後とかなり低い日が続いています。こんなに寒くて雨が降りそうな時にいくら屋根があってもアウトドアはきついもの。招待した方はもちろん、息子のクラスメートの親御さんも気をもまれていることでしょう。明日の天気がどうなろうと、このまま24時間待つのは誰のためにもよくないはず。「ムリするのはよそう。お詫びして延期させてもらおう。」 参加者、現地の農園、バス会社、ケーキ・ショップと立て続けに連絡し終わったのが、かれこれお昼近く。凹んでいるところに、戻ってきた3人から思いがけないプレゼント。夫が「ハッピー・バースデー♪」とピアノで弾き始め、子供たちからは「ラスト・サムライ」のサントラCDのプレゼント!(今も聞きながら書いてます) これで再び凸気分!みんな、ありがとう。 午後は夫がラグビー、子供たちはクラスメートからのお呼ばれでそれぞれ出かけていきました。土曜日だろうが誕生日だろうが、主婦には家事がごまんと・・・。けっきょく、掃除、洗濯、食器洗い、あと片付けと、まったくいつも通りの午後に。でも、家事の間も流れ続けるサントラに胸が熱くなったり、しんみりしたり。どうしてこの映画にこんなに心惹かれるのかわかりませんが、とにかく最高のプレゼントです。去年のニュージーランドでの手作りケーキでのおもてなしも一生忘れえぬ思い出ですが、今年もまた素晴らしいプレゼントとともにいつまでも思い出される誕生日となりました。 (↑初公開。去年、読者の方に焼いていただいたケーキ!きれいなばかりか、とぉぉぉってもおいしかったです。私にもいつの日かケーキが焼ける日がくるのでしょうか?長生きせねば。) by みこと 2004年2月6日(金) 41歳最後はニュージーランドで♪ 誕生日を翌日に控え、今夜は子供を友人宅に託して夫と二人で「無料ディナー券」が当たったポルトガル料理へ(経過は1月20日の「日記」参照)。まだ2回しか来てないのに、気さくなマネージャーのアダムのおかげですっかりくつろぎ気分。予約を入れた際に、前回彼が言っていた「誕生日に来ればポルトガルの絵タイルをあげる」という約束を引っ張り出し、「本当にもらえるかしら?」と念押ししておきました。あとは楽しめばいいばかり♪ (←タイルの絵柄はこれと同じもの。きれいですよね〜。) ポルトガル・ワイン片手に「前菜は前回食べたカルド・ベルドじゃなくて・・・」と選んでいると、「1時間前に着いたばかりのニュージーランド産のムール貝を試してみないか?」と薦められ、「ニュージーランド産?」と、即決。ガーリックをたっぷり載せて運ばれてきたムール貝はプリプリ、しこしこ、現地で食べるのと同様に新鮮でおいしいこと、おいしいこと♪ 「この時間で1時間前に着いたということは3時頃に着くニュージーランド航空かな」と、冷静な夫を尻目に、身も心もハート型。 メインは「若鶏丸ごとのピリピリでも?」と思っていると再びアダム登場。「エビはどうだい?それからまだ行けそうだったらラムでも?ラムは好き?」 「もちろん!ラムってもしかして、ニュージーランド産?」 「もちろん、そうさ!」ということで、再び即決。当然のことながらアダムは私達の移住計画など知る由もありません。何たる偶然!本当にプレゼント代わりに用意されていたかのようなメニュー。大正エビはロブスターのチーズがけのような味付けながら、こざっぱり。さらに肉料理が控えているので調度いい量でした。 ラムはかなり漬け込んでから焼いたようで、ちょっとオリエンタルな独特の風味があってとってもおいしく、ここ最近はずっとトリ以外の肉料理に手が出なかったのにあっという間にペロリ。「肉を普段食べないっていうのも、こういう機会にとことんおいしく食べるためにはいいもんだなぁ。」と、つくづく思いました。本当に今夜の私達のために食料となってくれたラムに感謝。心からおいしくいただきました。 デザートはお任せだったのですが、その頃は満席でアダムも忙しそう。しばらくすると、突然店の明かりが消え、な〜んと「ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪」の音楽が・・・。ほの暗い中を一本のローソクとともに運ばれてきた特製ケーキ! 音楽の終わりに「もう最高〜☆」とローソクを吹き消し、私の41歳も消えていきました。お約束の絵タイルも2枚プレゼントされ、ニュージーランド尽くしのお料理と至れり尽くせりのおもてなし。しかも支払いはワイン代だけ。こんなラッキーちょっとないです。Thanks,Taka and Adam. by みこと 2004年2月5日(木) 豆まきの次は豆拾い 豆まきの翌日に当たる昨日は早々に掃除機が詰まってしまい、とうとう豆を拾う羽目に。「拾った豆を窓辺に置いておけば鳥の餌になるかも」と思ったら、俄然張り切りだし、最終何百粒あったのか、とにかく掌いっぱいになるほど4〜5回拾いました。でも天気はずっと降ったり止んだりの雨模様で、鳥もどこかで雨宿りしてるのか姿を見せません。その後もひつこく掃除機をいじっているうちに、とうとう奥の奥からオモチャの怪獣の手首発見!それにネコの毛がからまり、その上に磁石で吸い寄せられたように、豆が10個ほどホースいっぱいにぎっしり詰まっていました。さえ箸でつつきつうき、なんとか開通。ふぅ〜=3 (↑ずっとこんな風にどんよ〜り。一人でいるには嫌いな天気でもないんですが・・・) 週末のアウトドア誕生パーティーは特に何もしないのですが、ビデオを見るためのテレビ調達、ケーキのオーダー、バスの手配、招待状の作成&配布(温のみ)、ケータリングの申し込みがほぼ終わって、あとは返事の集計、子供のお菓子や大人の飲み物、紙コップなどこまごました物の準備のみ。でも、これが案外時間を食います。当日は10度を切る寒さになりそうで、天気予報も今のところは雨。でも、この手のことでまず降られたことのない天下の晴れオンナなので、なんだかんだと言っても最終晴れてくれると思い込んでます。甘いかな?気温はもう、天に祈るのみ。 夕べは夫が2回目の「ラスト・サムライ」へ。「ボクは1回しか行ってないから行かせてもらうよ。」と夕食後の9時過ぎに出かけて行きました。あぁぁぁ〜!私も行きた〜い。お手伝いさんがいた頃なら、お茶の子さいさいだったのにぃ。今や映画1本観るのも、夫婦でスケジュールを調整し合わないとままならない状態。まっ、本来の姿なんですが、やっぱり(泣)。その最寄の映画館、実は昨日が本当に最終日。もう1ヶ所でもまだ観られますが、どっちにしろこの週末でおしまいのよう。果たして、銀幕上でもう一度彼らに会えるのか? by みこと 2004年2月3日(火) 丸かぶりで福は内♪ 今日は節分でした。野暮用で大阪出身の元同僚にメールで連絡をとらせてもらった際、「もう節分ですねぇ。大阪ではまき寿司の丸かぶりをやるんですが・・」とあり、「まき寿司ってのり巻き?丸かぶりって、丸かじり?」と返事を送ると、「そうそう、丸かじりです。」というお返事が。まったく知らない世界。「おもしろそう♪」と、さっそくのり巻きを7本作ってみました。 (←温のおかめはなかなかイケたのに、残念、写真なし) 「"恵方まき"といいまして、毎年決まった方角(今年は東北東)に向かって、丸ごと、まき寿司を食べます。それも無言で。太巻きなんかしちゃったときにはこれ大変。1本はきついので、実家では半分とかしてましたが、ほんとは丸ごとなんですよ。。。で、そうすると福が来るってやつです」とメールにあったので、家族が一人ずつ東北東らしき方角に向かって無言でモグモグ。妙な姿に吹き出しそうになるのを我慢するのがタイヘ〜ン。私以外は2本をペロリ。 ところが夫だけは途中で電話が入って、それが今週末の遊園地へのお誘いだったので、つい食べかけのまま子供にその説明をペラペラと・・・。その後、ハタと気づいて、「ボクの新年、どうなるんだろう?」と、ちと不安そう。しゃべってしまったらどうなるかまではメールに書いてなかったのでわかりませ〜ん。まぁ、顛末は本人に体験してもらいましょう。ともあれIさん、ありがとうございました。来年は来年で、どの方角がいいかメールで聞きます、ニュージーランドから♪ その後は盛大に豆まき〜〜!日本直輸入の専用の豆はバカ高い上に、「福もこれっぽっち?」というほど少ないので、豆乳を作る時の大豆、「黄豆」を買ってきて4人でガンガンまきました。家中の電気をつけ、窓を全開にしてワーワーやっていたので、ヒッチコックの「裏窓」状態の対面のお家数件(ほとんど白人世帯)が、「何事か?」と窓から見てるのがよ〜くわかりました。まだ、家中豆だらけで、老ネコがやる気なくサッカーしてます。・・・この数だけ福が来たらいいなぁ。 さて先週は、ミッション(20点):@キッチンの模様替え、A未整理箱の整理、BHP問題の決着、ミニ(10点):Cイギリス人兄弟のおもてなし、D誕生パーティー準備着手、F2つ目のネコ用ベッド用意をしたものの、未整理箱は半分だけなので、計80点。先週の低得点をやや挽回?Eお世話になった方のお誕生日メールはまだ。やばっ! 今週は、ミッション(20点):@誕生パーティー用意&本番、A子供の友人の誕生プレゼント用意×4人分(意外に多い2月生まれ)、Bボランティアの説明会参加、ミニ(10点):Cネコの定期健診、Dタイ旅行を前にメルマガの書き溜め、E「ラスト・サムライ」をできたらもう1度!、F夫と誕生日ディナーへ。やっぱり忙し〜(半泣)。 by みこと 2004年2月1日(日) あと5日 「本当に新しい年が始まったんだなぁ。」と、実感するここ数日。新暦で言えば今年に入ってもう1ヶ月ですが、旧暦で言えばそろそろお正月気分も抜けてきた鏡開きの頃。本当に上手くできているものです。気温もグッと上がり、再び日中は「Tシャツにショートパンツでも?」という気温です。子供たちはとっくにそうですが。 実は昨年9月〜12月中旬くらいまで、なんとなく低空飛行期でした。「慣れない専業主婦業のせいかなぁ?」とも思っていたのですが、どうもそればかりではなかったようで、体調イマイチ、乗ろうとしたバスは目の前で行ってしまう、やっと始めた学校でのボランティアは時間割が変わり続けてキャンセル続き・・と、なんとなく冴えない日々でした。 でも人間40年も生きてくると、この程度の潮の満ち引きはなんとかなるもので、身を低くしながら、新しいことにはあまり手を出さず、周知のことを丁寧にこなし、気の合う友人との楽しい時間を持ちながら年の瀬を迎えました。そのうち、ふと、「あれ?抜けたかな?」と思い始め、最近でははっきりと潮の流れが変わったのを感じています。41歳もあと5日。SARSや日本滞在、退職といろいろとテンコ盛りな年でしたが、「40代って楽しい!」とつくづく実感したことは、これから10年近くを生きていくのに大きな励みになりました。気持ちを落ち着け、心穏やかに42歳を迎えたいと思います。 な〜〜〜んて言うのは理想の理想。温と共同でアウトドア誕生パーティーをすることにしたので、今更ながらバタバタと準備に入りました。できたらビデオ上映もしたく、ちょこっと用意に根詰めようと思ってます。と言っても声かけてるのは気心知れた友人ばかり。どっち転んでも楽しくなるでしょう。さてさて、ケータリングとケーキ頼まなきゃ。 by みこと 2004年1月31日(土) 明日から2月(・・・・絶句!) 信じがたいことに今年も1ヶ月が終わってしまいます。なんという速さ!今のところの今年一番は「ラスト・サムライ」を観たことです。なぜ、ここまで深く感動してしまったのか、自分でもよくわからないまま2回目を見に行くと、その日が偶然にも最終日でした(後日の注釈:「今日で打ち切りなので安くします。」と言われ、少し安かったのに、けっきょく、その映画館ではもう少しやってました。「???」ですが、いつまで上映するかを客の入りで決める香港では驚くには当たらないのかも・・・)平日の真昼間、観ていたのはせいぜい20人ぐらい。でも予告では次の日までやっていることになっていたので、本当にラッキー。「これはしっかり観とかなきゃ」と肝に銘じたほどです。(↑オフィシャル・サイトより) もともと映画は大好きで学生時代は、年間軽〜く100本は観ていました。しかし、最近はとんとご無沙汰です。というのも私にとっての映画は映画館で観るものであり、家のテレビでDVDやビデオを通して観るものでは断じてないからです。これらはストーリーこそ追えるものの本来の映画とは別物であると思っています。そのためここ数年は映画もDVDもほとんど観てません。せいぜい年間十数本程度で、本当に映像から遠ざかってしまったものです。封切館しかないような香港で観られる映画はハリウッド映画や香港・日本・韓国などアジアの新作ばかりで、往年の名作となるとほとんど無理な相談です。 ニュージーランドに行っても映画事情が大きく変わることはなさそうなので、この点はちょっと残念です。東京やパリは映画三昧ができる点では本当に素晴らしい街でした。「ラスト・サムライ」の感銘については、やはり「メルマガ」に譲ることにしましょう。もしもお住まいの場所の映画館でまだ観られるようであれば、神が降臨したとしか思えないこの記念碑的作品を、暗闇の中で見上げる眩しい光の束の奇跡としてぜひご覧下さい。 昨夜は若いオトコ5人を引き連れて回転寿司へ。もう若いのなんのって。6〜9歳までのピチピチ、ガチャガチャ、ワーワー。誰〜も私の話なんか聞いてないので、店の中で立ち上がって腰に手を当て指差し確認しながら、「一、お皿を取ったら戻さない。欲しいものかよく見てから取ること」、「二、取ったものは全部食べる。それまで次のお皿を取ってはダメ。食べられないものは必ず誰かに食べてもらう。食べ物を粗末にしない」、「三、9歳は8皿、6歳は6皿まで。おいしいと思えるところで止める」と、全員に言い渡して、いざ開始っ! 間違えて同じものを2回取って涙目なヤツ。枝豆取るヤツ(これも一皿)。カニかましか取らないヤツ。6歳なのに「7皿食べたい」と半泣きなヤツ(←善)。「寿司より緑茶♪」で飲みまくってたヤツ。玉子とウニを間違えて取ったヤツ。一番安い黄色のお皿しか取らず「Mr.イエロー」と呼ばれてたヤツ(←善)。自分がいくら分食べたのかブツブツ計算しながら食べてたヤツ。回ってくるお皿をきちんと並べようと、すべてに触っておこられたヤツ。実は寿司が食べられずシャリだけ食べたヤツ。さすがに五人五色で賑やか。次は麺粥屋だよ〜♪ by みこと 2004年1月30日(金) まさかのHP引越 まさかこんな展開になるとは! しかし万策尽きて(?)とうとうHPを引越しました。(・・という、この日記を読んでる方はすでに@"新居"のはず。改めていらっしゃいませ♪) この10日間、あ〜でもない、こ〜でもないとパソコンの前に座ってはいじくったり、関係諸方にメールを書いたりの日々でしたが、とうとう解決できませんでした。そのほとんどの作業を引き受けてくれた夫は相当の寝不足続きで、彼の努力に報いるためにも復旧して欲しかったのですが願い届かず。その間お世話になった方々には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。本当に有用なアドバイスをありがとうございました。 (↑香港らしい縦長の空に広がる新年の夕焼け) 以前のプロバイダにアクセスできなくなってしまったことで、「引っ越しました〜」とトップを取り替えることもままならないかもしれません。一時、夫の会社のパソコンからはつながっていたのですが、最新ウイルス対策に大規模メンテナンスがあり、その後は会社からもつながらなくなってしまいました。"自宅"なのに本人が入れませ〜ん(涙) 最悪の場合、引越しのご案内も出せないまま、ズルズルっと"新居"での生活が始まってしまうことになりそうです。 パソコンの不具合以外は、順調な中国新年です。今まで何度となく、この新年や毎年かなりそれに近い自分の誕生日(2月7日)を境にいろいろなことが起きるのを体験しましたが、今年も何やら身辺あわただしくなってます。まず、2月いっぱい、友人のイギリス人兄弟をちょっとした事情で毎週月・金午後にお預かりすることになりそうです。月曜は「宿題の日」、金曜は「スポーツの日」と決めて、めちゃくちゃハイになるであろう4人のお相手に臨みます(汗)。第1日めの今日はもう一人誘って、「サッカー&回転寿司」という企画でいってみたいと思いま〜す。それ以外でも、ボランティアとヨガが本格的に始まりますし、HPの引越しも新展開です。 誰も気にしてないと思いますが、先週のミッション(20点)は、@中国正月の飾りつけ、ミニ(10点):C母子誕生会の企画のみかろうじてやり、30点!(アハ^^;) 子供は休み、夫は腰痛、HPは不調といろいろあったこともあり、Aおでんパーティー、B本を一冊読む、D中華系友人への年始挨拶、E子供のアルバイトの一覧表作成、Fビーズ整理なんて、「なにそれ?」状態に手付かず。中華朋友、真対不起。等一下、我再連絡! もう終わってる(?)今週は、ミッション(20点):@キッチンの模様替え、A西蘭家の暗部、未整理箱の整理、BHP問題の決着、ミニ(10点):Cイギリス人兄弟のおもてなしについて先方両親と相談、D誕生パーティー準備着手、Eとあるお世話になった方のお誕生日に向けたメール作成、F夜はかなり寒いので2つ目のネコ用ベッド用意。当然ながら、かなりが終わってるので、今週はハイスコア? ともあれ、こうして日記がUPできるようになりホッと一息です。 by みこと 2004年1月25日(日) 不具合続出 なかなかいい感じで本格的な2004年が始まったと思いきや、いきなり夫に不具合が。金曜に温と一緒にタッチラグビー (タックルなしのラグビー)に出かけたものの、あっという間に腰をひねって軽いぎっくり腰に。腰は元々、彼のウィークポイントで過去にも同じようなことが何度か・・・。「これで今シーズンは終わったな。」と、寂しそうに一言。「かわいそう。」と思う反面、今までの経緯だと「もう直った!」と、突然復帰したりするのであまり辛気臭くなるのも考えもの。ともあれ、病は気から!(ところで、ぎっくり腰は病?) (←ほころび始めた梅とおめでたい言葉を書いた真っ赤な短冊。中国正月の風物詩。本当によい年になりますように) 同時にホームページのUPができないという不具合も。始めは「プロバイダのサーバーの調子が悪いんだろう」と軽く考えていたものの、数日たっても接続できず、段々アセアセ・・。日曜は腰痛で外出できない夫がほぼ一日かかりっきりで、あれこれ試してくれたものの、なしのつぶて。試しに他のプロバイダに仮のHPを作って試したところ上手くいくので、やはり私達ではなくプロバイダの問題のよう。しかし、彼らによれば「正常稼動中」とのこと。どうして〜(涙)。 家の外に目を向ければ、荒野に火を放ったように鳥インフルエンザがアジア各国に蔓延していたことが続々と判明し、イラクの大量破壊兵器を捜査していたアメリカの責任者が辞任するやいなや「戦争が始まった時点でこうした兵器がイラクにあったとは思わない」と発言するなど、やり場のないやるせなさ・・。あの戦争で命を落としたイラク人、各国兵士たちはどうやったら浮かばれるんでしょう? これじゃ、強盗が盗みに入った先で、先にいた別の強盗を捕まえて手柄を立てたと主張しているようなもの。"お宝"もないのに銃を持った盗人達に踏み荒らされるイラク。大量破壊兵器の発見だけを理由に参戦していたイギリス。大統領選で荒れるであろうアメリカ。勝者のいない、みじめな戦い。残念でなりません。 そんな中、「ラスト・サムライ」を観てきました。撮影の舞台だったニュージーランドの自然が拝めればと軽い気持ちで出かけたのに、信じられないくらい感動しました。ここではとても書ききれないので、この件はいずれ「メルマガ」で・・・。 by みこと 2004年1月22日(木) 新年好! 明けました、中国正月!この新年の方が自然の摂理にかなっているせいか、昨日あたりからグッと冷え込みかなり寒いお正月ですが、なかなか感じ出てます。西蘭家は毎年のこの時期に比較的長く海外に出てしまうため、善が生まれた97年を除いてほとんど香港で過ごしたことがありません(過去3年は毎年ニュージーランドでした)。でも今年は移住前最後のお正月となる公算が高く^^;、どこへも行かずに本場で祝うことにしました。街は赤と金を基調にした、見るからにおめでたい飾りで溢れ、真っ赤なお年玉袋に入ったお年玉が子供ばかりでなく、大人の間でも行き交ってます。 今日は昼から友人宅の持ち寄り新年パーティーに出かけ、12時間近く飲んだり食べたりしゃべったり♪ 鳥インフルエンザで大騒ぎの中、友人はオランダ産チキンを堂々2羽も焼いてくれたのに、私はメインにまったく合わない、ホタテ貝たっぷりの和風煮物と梅レンコンを差し入れてしまいました(元旦から自爆)。まぁ、彼女とはフランス留学時代からの足かけ18年の付き合い、箸とフォーク&ナイフが一緒に並んでもドンマイ、ドンマイ(ホント?) ところで、いつも愛読している「ニュージーランド・ヘラルド」の星占い。「みずがめ座の新年初日の運勢はどうかな〜?」と思って見てみたら、 "Your annual Sun/Moon merger provides the perfect launching pad for a new regime or lifestyle change. The full effects may not be felt until mid-year, but you must start building strong foundations now." 「○×凸▽◇凹◎△□・・・!」 これっていきなりスゴくないですかぁ??「ライフスタイル変更へのカンペキな発射台を用意」って、つまりそれって、もうすぐドッカァァァ〜ンってこと?? しかも、「今年中旬まではすべての結果が出揃うことはないかも」って、裏を返せば年央にはすべての結果が出てる? それに、「しっかりとした基盤を今から作り始めにゃアカン」と来た! キャッ♪楽しくなりそう2004年♪ by みこと 2004年1月21日(水) 正しい大晦日 農暦での大晦日となった今日は、温がイギリス人の友達宅での年越しに呼ばれたので、朝からご飯を炊いて差し入れのおにぎり作り。イギリス人なのに、「ふりかけ」と「おかか」が大〜好きだという温情報により、この2種類で攻めました。本人は中国服で張りきってました。面白くないのは善。学校が休みになった初日に兄貴がいないなんて・・・。そこで、近所の麺粥屋で昨日の夫に続いてランチ・デート。そこのトリ粥がいたく気に入ったようでゴキゲン回復。食事の後はお正月のお飾りを買って、デートらしく公園へ。 (←温はニッコリ。善はゲンナリ。手前のアニマルプリントの包みはおにぎり。) 夜は夫のリクエスト通り年越しソバを用意し、「中国正月の大晦日にソバ喰ってる日本人はウチくらいだろう。」と、本人は訳なくご満悦♪ こっちは用意がカンタンでラッキー(^^)v その後は香港最大の公園「ビクトリア・パーク」で開催されている年末恒例の花市へ。近年では正月用の花以上に、夜店風にオモチャや日用品を売る店が増えています。 善はオモチャを求めて全店見たいものの、あまりの人出に何も見えず。とうとう両側に屋台が鈴なりになった幅7〜8メートルの一方通行の通路をジグザグに通りながら一軒一軒見始めました!そんな通路が4本、長さ2キロくらいあるので、そんなことしていたらせいぜい時速500メートルで、見終わる前に12時を回ってしまいます。仕方なく押し合いへし合いの中を24キロの善を背負ったり(by私)、抱っこしたり(by 私&夫)して歩きました。途中騙し騙し歩かせ、なんとか全〜部見て回りました(疲)。こんなことができるのも「エセ一人っ子」だから?しかし、重っ! 家に戻ってコーヒーで一息ついたら、「あら?もう新年??」 by みこと 2004年1月20日(火) 盆暮れ一緒! 会社から帰ってくるなり、夫が「はい、これ。」と渡してくれたのは、な〜んと「お二人様無料ディナー券」! しかも、先日行った郊外にあるポルトガル料理の「ポーサダ」から♪(12月29日の「ギャラリー」を見てください)なんてラッキー!! 何でも夫は私が知らない間に名刺を残してきたんだそうで、集まった名刺をクジ代わりに店が選んだ結果、見事に私達がディナー券をゲッツしたという訳です。そんなクジをしていることすら知らなかった私はまさに小躍りして大喜び。ついてるな〜♪ 有効期限は2月末。「じゃあさ、私の誕生日ってことにしない?」と舞い上がって言うと、「ダメダメ。キミとボクの誕生日とバレンタインデーを兼ねなきゃ!」と言われ、思わず撃沈。そっ、そんな〜(ヘタリ) でも現実問題として、もはやお手伝いさんのいない西蘭夫婦に、平日の夜に子なしで出かけられる日が2月だけで3日もあるとは思えず、残念ながらも夫の提案が実現しそうです(泣)。もう「盆暮れ一緒」ってやつです。 ウキウキ気分はしゅるしゅるとしぼんでしまいましたが、「それでもラッキー」と思い直した矢先、今度は「これで新年の運を使い果したことになったらどうしよう?」と、夫がポロッと一言。でもこれは聞かなかったことにして、「今度のメインはイワシにしよう♪」と再び気を取り直しているところ。誕生日に行ったら約束通り絵タイルくれるかな? お昼は予定通り、夫と寿司ランチへ。「106円の円高で、この値段でこのネタか〜」と、ついつい暗算してしまう、元金融業界のヤな性根。でも、おいしかったです。なんとも平和で、のんびりした中国正月の年の瀬ですが、イラクではとうとう自衛隊がサマワ入り。「視界に入ってこないことを敢えて見る努力をしなくちゃな〜。」と、景気回復で見た目にも華やかな香港の街を歩きながら、改めて思った次第です。 (↑「ニュージーランド・ナチュラル」という去年、繁華街に突然できたアイスクリーム屋さん。あまりの寒さにお客さんがゼロでしたが、しっかりこの冬乗り切ってね。) by みこと 2004年1月19日(月) 今年もあっと3日?! 中国正月まであと3日!さすがに年末のようには大掃除に気合が入らず、ひたすら持ち物整理に特化してます。しかし、今まで長年放っておいたこまごました荷物に着手したため、なかなか進まず(困)。 今日は1日、珍しく強い雨でした。久々に傘を持って外出しました。しっとりと濡れた重みのある風景もたまにはいいものです。丸2日太陽が出なかったせいか急に冷え込み、息まで白くなりました。先週までの半袖&ホットパンツが嘘のようです。 先週のミッション(20点)は、Aヨガ、B自分の持ち物整理と、ミニ(10点)のD原稿書き、E繕い物、F子供の中国服探しができて70点。@ボランティアの具体化は中国正月明けのワークショップまでお預け、Cマラソン大会の申し込みは日程が合わなくなり、残念ながら断念しました。連日外出が続いた一週間だった割に、やることのツボは押さえられてホッ。 今週はミッション(20点):@ギリギリながら中国正月の飾りつけ、A家でのおでんパーティー、Bとにかく連休中に本を一冊読む、ミニ(10点):C母子誕生会の企画(MUST!)、Dご無沙汰している中華系の友人への年始挨拶、E子供の家庭内アルバイトの一覧表(+代金)作成、Fビーズの整理、ということに。水曜からは子供も休みになり午前中にシンデレラへ変身できなくなるので、明日は夫(=王子さまぁぁ?)と寿司ランチでも食べてきます。し・か・し、休みの多い学校っ! by みこと 2004年1月18日(日) 初雨! 昨日は所属クラブ内で温の学年のサッカー・トーナメントが早朝からあり、12時に終了。それから大急ぎでタクシーに飛び乗り、初めてお会いするメルマガ読者のお宅へ。とっても豪華でステキなマンションに、子供たちは「ここホテル?」とビックリ。ため息がでるほどカッコいい息子さんがいて親子でドギマギ。海が目の前の素晴らしい眺めの中、お手製のおいしいお料理と楽しい会話であっという間に2時間が経ってしまいました。後ろ髪を引かれながら再び慌しく失礼して、タクシーで柔道の練習に乗りつけぎりぎりセーフっ! (←ラグビーとはまた違ってカッコいいコーチ陣。誰かのパパなんですけどね〜) 子供を送った後はスタバでラテって一息。その後すぐに、来週学校である「中国新年パーティー」用に、息子達の衣装を探しにアウトレットへ。そこで、すご〜くかわいいベビー服を見つけ、「そういえばもう生まれる頃かも・・」と、出産間近な友人のことを思い出し、思わずゲッツ!息子の衣装は空振りだったものの、ベビー服にすっかり満足。ベビー服って見ているだけで幸せになれるとっても不思議なもの。これに袖を通す、かわいい、かわいいちっちゃな誰かを思うだけで顔がほころんできてしまいます。 その後は「ビーズ・アクセを卸して欲しい。」と言ってきたフィリピン人のビッキーと落ち合い、試しにイヤリング20個を卸してみました。金額的にはナンチャッテなんですが、彼女はとてもいい人で、「あなたから買ったイヤリングをつけてると、みんなに"どこで買ったの?"って聞かれるの。だから、みんなに分けてあげようかと思って・・」という電話をもらったことから話がまとまりました。その心意気がウレシくて話に乗ることにしたのです。彼女のお小遣い稼ぎにでもなればいいんですが・・・。 そうこうしているうちに夕方に。「きゃ〜、お夕飯〜〜!」とスッ飛んで帰ってパソコンを立ち上げると、友人からの「無事子供が生まれました。母子ともに元気です。」というメールが!虫の知らせってやつですかね? さっそくベビー服送らねば・・・。ともあれ、あめでと〜&お疲れ様〜♪ 今日は朝からどんよりしたお天気でラグビーの練習が終わって帰宅したところで、とうとう本降りに。今年初めてのまともな雨。しかも1ヶ月半ぶりぐらいです。洗濯物は乾かないけど、草木には嬉しい恵みとなったことでしょう。久しぶりにバケツでの米のとぎ汁撒きを休みました。週末恒例の買出しには行ったものの(中国正月前最後の週末ですごい人出!)、後は久しぶりに家族でのんびりしました。夕食のさばの味噌煮がとっても上手くいってちょっとホッ。(一般的にはあまり失敗しない料理ですが・・) by みこと 2004年1月17日(土) ヨガってます♪ お久しぶりです。HPのプロバイダのメンテナンスでほぼ3日間、自分のサイトを開くことができず、当然UPもできませんでした。事前に知らなかったので、「なんでだろ〜♪なんでだろ〜♪」状態だったのですが、何とか復活。ともあれ、何度も開けようとトライして下さった方々、すいません&ありがとうございました。 その間何をしていたかというと、木曜にとうとうヨガへ♪ すっごくステキな若いインド人の先生で、もう見ているだけでウットリ。どうして美人のインド人てこんなに気品があって優雅なんでしょう? 胸なんか、もう、「何を食べたらここまで大きくなるんだろう?」と思うほど大きいのに、白人にありがちな攻撃的な巨乳と違って、あくまでも聖母のように品と温かみがあって、立ち姿はたわわに実を実らせた果実の木のよう。 練習が終われば全身黒のヨガウェアの上に、サッとくるぶしまでの黒いハイネックのニットコートを着込み、それがまた、彼女のまろやかなカラダの線を優しく包む流線型の美しいライン。何もかもが完璧なんだなぁ、これが。毎週彼女に会って教えを乞えるなんて、ウレシっ!実際のヨガは思ったより呼吸法が難しいけれど、いつかは自然に鼻だけで呼吸しながらあっちを伸ばし、こっちをへし曲げできるようになるんでしょうね。ジョギングの「動」とヨガの「静」。今の気分にぴったりで、移住まで絶対続けます。「で、キミはいつ巨乳になるの?」という、夫からのツっこみが入りそう〜(呆) 金曜は子供の学校の「読書週間」の最終日で、子供達は好きな本の主人公の格好をして学校へ行きました。去年は二人とも「ハリー・ポッター」に出てくるキャラで攻めましたが、今年の善は「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公フロドに挑戦。彼のふわふわの髪を再現するために前夜から←こういうことに。(本人はどうなるのか半信半疑でかなりキンチョー) ピンカールでは絶対取れてしまうので、輪ゴムで8ヵ所束ねてみました。ところが、夜中も夜中、草木も眠る丑三つ時になって突然起こされ、「ママ〜。8個のくるくるが1個になっちゃった〜」と、寝ぼけ半分で大泣き。正面だけは短か過ぎて大五郎風にオッ立ったままでしたが、他はカールになるよう丸く結んでいたのに、それが全部外れて立ってしまったのです。 こちらも激眠で、「明日の朝、ママがちゃ〜んとやってあげるから大丈夫よ〜ZZZZ」とテキトーにごまかしたものの、心配だったのか私達のベッドに潜り込んでやっと寝付きました。まったく寝た気がしないまま、朝からガーガーとドライヤーをかけ爆発頭を力づくで押さえつけ、「かわいい、かわいい、フロドにそっくり♪」と持ち上げまくりで、何とか準備完了。でもスクールバスのバス停に行ったら、友達がいっせいに「あっ!ハリー・ポッター♪」で、親子でガクッ(泣)。温はあえて制服で臨み、学校のスクール・ブックを片手に「ボクが主役!」とシャレて出ましたが、誰もわかってくれませんでした(これも涙)。 (←リングとチェーンはビーズ部品で作ったお手製。でもしっかり失くしてきました。コラっ!) by みこと 2004年1月14日(水) 何を食べれば? アメリカの狂牛病、日本や韓国の鳥インフルエンザ、豚はもともと、ものすごい抗生物質漬けらしいし(それを言ったらアメリカ牛の成長促進剤もですが)、いったい何の肉を食べればいいんでしょう? 個人的には年々菜食傾向が強まって、「時々チキンかターキーでも食べられれば、普段はベジタリアンでもいいかな?」というところまで来ていますが、育ち盛りの夫と息子たちには無理な相談でしょう。 香港では鳥インフルエンザ予防に鶏に予防接種としてワクチンを打っていますが、今後は中国からの輸入鶏にも拡大するそうで、日本からの鶏肉輸入は完全に禁止となりました。もともと狂牛病の発生で和牛の輸入は禁止されているので、日本からの肉で買えるのは笑っちゃうほど高い豚肉だけとなりました。西蘭家では日本産の肉は食べてないので影響はありませんが、鶏卵は去年、日本から戻って以来すべて日本産に切り替えてました(ここの玉子の薬臭さが鼻につくようになってしまったので)。日本での病気の蔓延具合には引き続き注目してます。 当然ですが、スーパーの店頭にはすでにアメリカ牛の姿はなく、穴を埋めるべくオーストラリア牛や店によってはニュージーランド牛の扱いが増えてます。オックステールに限ってはアルゼンチン産というのもあります(他の部分はどこへ?コーンビーフになったかな?)。日本牛の輸入が禁止になって以来、霜降り牛ステーキが大〜好きな香港人は神戸牛が入ってこなくなって困ってましたが、すぐに"US Kobe Beef"だのオーストラリア"Wagyu"(=和牛)だのが店頭に並ぶようになりましたが、今や残っているのは"Wagyu"のみ。家畜は奇病、農作物は組み換え&農薬漬け、養殖魚も薬漬け・・・・いったい何を食べればいいの? by みこと 2004年1月13日(火) 感傷期限 昨日は、朝8時:子供をスクールバスのバス停まで送って帰宅 → 9時:出張へ行く夫と再び家を出て、そのままジョギングへ行き帰宅 → 12時:シャワー、洗濯、片付けをして友人とのランチに出かけ、買い物もして帰宅 → 3時:子供を向かえに出て帰宅 → 3時半:別々のところにお呼ばれだった二人をそれぞれ送り届け、1時間半後に帰宅 → 7時半:子供の迎えに出て3人で8時半帰宅・・・と、計6回の外出。家の用事が本当に進みませんでした。 しかし、こんな日は香港では珍しくありません。午後の"お呼ばれ"を"習い事"に、"友人とのランチ"を"買い物"に置き換えれば、ほぼ毎日こんな生活をしています。よくクルマを運転するママ友が「私は子供のお抱えドライバー」とか、「お手伝いさんに"もうトイレットペーパーがありません"と言われれば、外出ついでに買ってクルマに積んで帰り、お手伝いさんのアシスタント状態」と、言うのもそうそう冗談ではありません。日本から来たばかりの駐妻友の一人も「どうして香港って子供の送り迎えにこんなに時間がかかるのぉ??」と嘆いてました。日本だったら登下校は子供同士、習い事はチャリンコで・・・ってところでしょうが、ここではどちらも親がかり。 そのため今日は1日家にこもって、あっちを片付けこっちを片付け、日本で当座使っていた即捨てできなかったものを引っ張り出しては、一つ一つ行き先を決めて処分したり、しまい込んだり・・。もう日本で暮らすこともないかと思うと、「子供の時間割なんて記念に取って置きたいな〜」と感慨深く思う反面、「こんなものまでニュージーランドに持ってけないよ〜」と現実に立ち返り、「えぇぃぃ」と分別ゴミへ(泣)。塵も積もれば山となるし、しかも×2人分となるとけっこうな量。感傷に浸っている場合ではありません。しかし、ここまで思い切れるようになるまで、ちょうど半年かかったことになります。「賞味期限」ならぬ「感傷期限」? 夜は月イチの勉強会へ。ホテル業界の方に業界(生)裏話をた〜〜っぷり聞いてきました♪ (イロイロあるんですね〜。ちなみに自殺者が出た部屋は日本ではお祓いをするものの、アメリカとか海外ではそのままフツーに使っちゃうそうです。) 街は一週間後に迫った中国正月に向け、飾りつけも賑々しく人出も普段の1.5倍くらいで、狭い香港のどっちを向いても視界が濃〜い感じ。友人がインド人の先生が教えるヨガのクラスを紹介してくれ、木曜日に下見に行くことになりました。ずっと習いたかっただけに期待大♪ (↑正月飾り用の鉢植えの菊。ほぼ七分咲きで出荷間近) by みこと 2004年1月12日(月) ジョギング記念日 今朝、とうとう10キロ完走しました♪ 多分、生涯初めてです。10キロは今年の年間目標だったのでコレに限っては私の2004年は終わり、「今年もお世話になりました。良いお年を!」気分です。実は昨日、メルマガや日記にも何度も登場している温の元担任のキウイの先生がニュージーランドから遊びに来たため、さっそく一家で会ってきました。その時、ジョギングの話になり、彼女が「ボーエン・ロードはいいわよ。往復ちょうど8キロで平坦だし景色はいいし・・」と言うのを聞いて、ふと走ってみたくなりました。 ←赤い道がボーエン・ロード。後ろの建物は香港最大の会員制クラブ「香港ジョッキー・クラブ」。 1月7日の「日記」で「いつか走ってみたい」と書いていたこの道は、自宅から急な坂を1キロほど上ったところで終わる道。全行程を走ればちょうど10キロぴったり!「よっしゃ、やってみよう・・!」と再び睡眠時間4時間台で寝不足気味だったにもかかわらず、眠くも疲れてもいないこともあり迷わず決行。坂を走ることが多いせいか、平坦な道のラクなこと、ラクなこと♪ 右手の、ハッピーバレー → ワンチャイ → アドミラルティー → セントラル → ミッドレベル・・・と、パノラマのように変っていく景色を見ながらススイのスイ〜。冗談でなく500メートルの急な坂より、5キロの平坦な道の方が疲れないというのを実感しました。 実はボーエン・ロードが始まるミッドレベルに、ぜひボランティアをしてみたい施設があり、そこに行くのも今日の目的でした。額に汗して突然現れた手ぶらの私に、オフィスの人はとても丁寧に対応してくれていい感触。不在だった担当者の電話番号をもらい、2分ほどでオフィスを出て再び同じ道を戻り、きっかり1時間15分。これからはこちらのコースが定番になりそうです。ともあれ、1月12日は「ジョギング記念日」! 先週は万客千来で、ずい分人に会いました。週末は、土曜が柔道の道場での鏡開き、日曜がラグビーの大会で、これまたほぼ1日外出してました。道場の鏡開きでは昇級発表もあり、温はこの間の大会での優勝もあって子供では最高ランクの茶色帯に、善は本人も家族もビックリのオレンジ帯への飛び級を果たしました(本当は白→黄色→オレンジ)。SARSで帰国していた期間中は休んでいたため実質1年もやってないのですが、最近すっかりスポーツに目覚め柔道にも気合いが入ってきていただけに、大きな励みとなったことでしょう。 さて先週の結果は? ミッション(20点)では@ボランティアの下見、ミニ(10点)ではE新しいジョギングコースの開拓、F七草粥と鏡開きが終わって40点。なんと、ミッションのB(キャビネットの整理)を書くのを忘れてましたが、どっちにしてもやらなかったので(笑)0点です。A繕い物と、ミニのC洋服のお直し、D温と自分の誕生日の計画は手付かず。冬服を直すのはもう少し体重を落としてから・・という思惑もありつい延び延びに。しかし、体重は変わりませ〜ん。この調子だと春になっちゃう?? 今週はミッション(20点):@ボランティアの話の具体化、A一回はヨガかジムへ、B中国正月に向け自分の持ち物整理、ミニ(10点):Cマラソン大会の申し込み、D月刊誌の原稿書き、E繕い物(待ったなし!)、F中国正月向けに学校行事で必要な中国服探し・・で、行ってみます。しかし、今週も日本的な新年、中国的な年の瀬で、すでにカレンダーには予定がびっしり!新年は今度が本当のホントに本番、素晴らしい2004年を願って心して迎えたいと思います。 by みこと 2004年1月10日(土) あれびのクソーム煮 昨日は善のグランド・ホッケー・デビューでした♪ 「待ってました〜!オレに任せろぉ」とスティックを持って飛び出していったものの、9月から始めている元同級生の女の子二人にこてんぱんやられてました。彼女たちは善もビックリな超スポーツ少女で(週にサッカー+ラグビー+ホッケー+水泳+体操を習ってます)、スティックさばきもお見事!でも、本人はとっても楽しかったらしく、同級生の男の子も誘って二人で本格的に練習を始めることにしました。カタチから入る善のこと、さっそくユニホームも買ってゴキゲン♪ これで馬に乗れるようになったらポロもできる? スポーツに限っては大英帝国まっしぐら! 夜は日本からの友人と一家で上海料理へ。そこのメニューに日本語があるのは前々から知ってましたがいつも同じようなものを食べているので、しげしげと読むこともありませんでした。でも、彼女とよくよく読んでみて、もう目がテン!いきなり「あれびのクソーム煮」(=「あわびのクリーム煮」のつもり)でKOされ、他にもあるわあるわ、こんなのもあんなのも。ちょっと書き出しますのでお楽しみ下さい。 まずはカルく「カワイイ系」から・・。 「ヤロリ」=これはカンタン、「セロリ」ですね。でも音がカワイイ♪ 「あひう」=これも捨てがたいかわいさ、もちろん「あひる」です。 「きゅラリ」=音のかわいさでは「ヤロリ」並み。 「鶏のかう揚げ」=ハイハイわかりますよ〜。「カラ揚げ」だったんですね元は。 「ココナツツ」=気持ちはよ〜くわかります。 「赤ビみマン」=(自爆)!「赤ピーマン」ですよね?ご苦労サン。 「鶏肉細切りー」=なぜに伸ばさなアカン? このへんから「複雑系」に。写植の間違いまくりなんですが、なかなかイイ線ついてます。 「ソーヌ付き」または「リース付き」=どっちも「ソース付き」と言いたかったらしい。「くらげの冷菜特製リース付き」というのがあったけど、ホントにくらげの上にドドォ〜ンと特製クリスマス・リースが載っかってきたりして? 「ラなぎ」=繰り返しでてきた「ラなぎ」はもちろん「うなぎ」。「ラなぎのビーマン炒め」なんかはまだいいとして、「黄ラなぎラまに黄にう煮」となると意味不明。「ラまに」は「うまに」なんでしょうが「黄にう煮」って?もっと恐いのは「黄ラなぎうまに青豆のなえ人煮」!「青豆のなえ人煮」はどうも「青豆のなえ(="豆苗"という中華野菜の直訳でしょう、多分)入り煮」と書きたかったらしい。でも「人煮」はコワいぞ〜(怖)。 「人煮」のノリでけっこうあったのが、「人鍋」。これも怖っ!「〜〜入り鍋」とわかっていても「魚の頭蒸レ煮人鍋」とかやっぱり相当コワ〜い。「玉子の白身人油炒め」っていう残酷メニューも。「白身人」=「白人」だったら?ぎゃぁぁぁぁ<<< 最後に、最も悩んだ「意味不明系」。 「上海カハばの蒸」=英語の訳を見て「カハば」が「ガルーパ(=いしもち)」とわかったもののスゴっ! 「鶏のキヤツエーナツハリ炒め」=トリがどうしたのかと思ったら、英訳によると「カシューナッツ炒め」でした。あ〜、ビックリ! 「じぎすの酒味姿蒸レじぎすの葱焼」=「・・・・(爆)!」 酒とネギが入ってるのはわかったけど、肝心の「じぎす」ってなに?英訳見てもわかんな〜い(悩)。 個人的に一番スキ♪だったのは、「鶏のプツ切り」!ねっ?いいでしょう?気持ちがクサクサした時は、ぜひこの店に行ってスカッとしましょう(料理もおいしいデス)。一緒に行った友人も家での観賞用にこのメニュー欲しがってました。こんなお土産だったら最高です♪ by みこと 2004年1月8日(木) たったの二菜粥 昨日の七草粥は、「草」ゼロのたったの「二菜」で終わりました。白菜とバッチョイ(これも漢字で書くと"白菜")に大根の葉っぱを加えるつもりが、こういう時のに限って葉っぱが切り落としてあり計画断念(涙)。夫も出張中だし、子供のウケも良くないメニューなので超略式に。これでクリスマス以来の食べ過ぎが解消されるならお安い御用ですがそんな訳はなく、毎日5キロ走っても、体重&体脂肪はまったく変化なし。どうして〜〜?? 今日は最近越してきた同じマンションのアメリカ人と中国人のハーフの兄弟を、柔道の見学に連れて行く約束になっていたので、彼らのママといつも息子達が一緒に通っている中学生と、計子供5人、大人2人で出かけました。定員16人のミニバス(一定区間を往復する香港版シャトルバス)の約半分を占める大人数となった上に、この5人の五月蝿いこと、五月蝿いこと。もしかしたら、これが毎週2回は繰り広げられるのかと思うと、乗客と運転手さんに申し訳ない。 ↑ミニバス内部。「安い・速い・便利」と三拍子揃った乗り物。最近は宣伝用テレビがついてます。 道場に着くやいなや敷き詰められただだっ広い畳を見て、みんな転がったり走ったりドタバタドタバタ。ハーフの兄弟はすぐに「やるやる、今日からやる♪」と言い出し、練習も見ないで入館即決!温も善も大喜び。練習後は所属する会員制クラブに繰り出し、出張族のパパがいないのをいいことにママたちはさんざんおしゃべり。子供達はバスケット&図書館での読書と楽しく過ごしました。 子連れでの平日の夕食の外食は久しぶりながら、こういうことをするようになったこと自体とっても駐在員妻風で、私の専業主婦業もかなり板についてきました。平日は本当に来る日も来る日も夕食は家なので、「用意と後片付けがないってこんなにラクなのか〜」と、弁当箱だけ洗いながら何だか拍子抜け。夫の帰りが遅い駐妻が平日外食にハマる訳がよ〜くわかった気がします。そうは言いつつも、明日も東京からの友人と外食です。いよいよ「ミャウリンガル」が我が家に♪ by みこと 2004年1月7日(水) 伊達男サンは出張中 冷蔵庫をガサゴサやっていると、「しまった!」と大チョンボ発見!出張前の夫におせちの残りの伊達巻を食べさせるのを忘れてしまったのです!彼は「いつか丸ごと一本かじってみたい♪」と夢見るほどの伊達巻好きの伊達男サン。出張前にも5回くらい「伊達巻だけは片付けていくからね!」と念押しされていたのに、出発直前の夕食はコロッケを盛大に揚げ、ついでに私も揚がってしまったせいかコロコロコロリと忘れてしまいました。 まぁ、本人も忘れてた訳ですが、あれだけ何度も言われてた上、彼の度を越えた伊達巻愛を考えると、子供にポンとくれてやることもできず、そのまま迷わず冷凍庫に放り込みました。これを逃せば来年まで口にできません。たとえ半分でも、(店頭での)冷凍→解凍→(西蘭家での)冷凍→解凍という過程で風味がどうなろうと、とにかくとって置くことにしました。 ではここで伊達男さん語録(と、私のコメント)をいくつか。「どうしてこんなにおいしいものが1年中売ってないんだろう?」(あったら激太り!)、「家で作れないものなの?」(元同僚がはんぺんすって卵加えて蒸して・・と、なかなか上手に作ったそうですが、「二度と作りたくない面倒くささ」と言ってたので、自家製はムリということにしておきましょう)、「ニュージーランドに行ってもおせちって買えるのかな?もしなかったら出張作ってでもシンガポールか香港に買い出しに行くぞぉ!」(おいおい、そんな年末に誰に会って何するの?) 夫のいない今日は3人に一つずついいことがありました。まず、善に吉報。キャンセル待ちだったグランド・ホッケーのレッスンに空きができ、今週から念願の練習に参加できるようになりました。クリスマス・プレゼントのスティックを握り締めてもうご機嫌♪ そして私。いつもの5キロのジョギングで、自宅から一本上の道に抜けるまでの急勾配をとうとう走って上がり5キロ完走。「明日からは平坦な道の距離を延ばしてみよう」と早くも次の一手へ。温は年末から行方がわからなくなっていた、「ゲームボーイ」のカセットを発見して大喜び。これにはいろいろ事情があったのですが、この話はまたいつか。 ↑いつか走ってみたいボーエン・ロード。ここまでたどり着くのにこれまたものすごい坂が・・・(汗) by みこと 2004年1月6日(火) お手柔らかに(祈) 昨夜は9時半頃に義母から電話が入り、みんなでワイワイ話してけっきょく子供は10時就寝。それからキッチンの後片付けを始め、途中で「あっ!ひき肉がそろそろヤバいかも!」と思い立ち、な〜んと片付け終わった11時過ぎからハンバーグ作り開始っ!お弁当用に小さいのをたくさん作るつもりが、時間がなく「いざとなったら切ればいい」と、掌サイズを15個作りました。 日本から戻って香港で専業主婦になりたての頃、「お弁当用にミニハンバーガーを10個作ったの♪」と、大先輩のママ友に言うと、「そういうのは一回に20〜30個作らなきゃ。」と諭され、オーストラリア人のママ友には「ウチは一回に50個は作るわ。私じゃなくてお手伝いさんがだけどね。」と言われ、上には上がいるものだと感心しました。それで今回は最低でも20個は作ろうと思ってましたが、あえなく降参。後片付けも含め、全部終わってキッチンを出たのが12時。トホホ(泣)。 今朝はギョギングから戻ると、思わず「○◇凹▽×◎▽凸!!!」 ものすごい騒音に、もう呆気!斜め上の家が大改装を始めたのです。ドリルの音のすさまじさからバスルームやキッチンのタイルを剥がしにかかっている様子。なんだったら部屋の間仕切りもぶち抜いて・・という話かもしれないような音・音・音。香港人はけっこう、こういうことをします。家を買った後に天井から床までコンクリートが剥き出しになるまですべてを引っぺがし、床、タイルを始めドア、窓、キッチンユニット、バスタブ、シンク、便座などすべて取替えてしまいます。時々、その手の家中のものが粗大ゴミとして道端にうずたかく積まれていることも。 「どうか、お手柔らかにね」と上目使いで祈りながら、たまたま2件続けて約束を入れていたのを幸いに、シャワーを浴びて朝10時からお出かけ♪ 子供がいない3時までのシンデレラ・タイム復活です。 by みこと 2004年1月5日(月) いよいよネコと・・・♪ 昨日開拓したジョギングコースを一回りして戻ってくると、家の中はシ――――ン。ネコまで惰眠を貪っている最中。子供は学校。夫は仕事へ。「へ〜〜。こんなに静かだったっけ?」と、ちょっと意外な感じがしました。これから2週間はこんな時間が続きます。と言うのも2週間もすれば旧暦の正月である中国正月になるので、また4連休となります。正月なのかそうでないのかはっきりしない時期がしばらく続きますが、私はこんな生活をかれこれ20年も送っているため、すっかり慣れっこに。「新正月でとりあえず始めておいて、旧正月で微調整して仕切り直し」と言っていた香港に長い友人の言葉は至言だと思います。 しかし、占いの先生によれば、世の中は自然の摂理にのっとった旧暦で回っているそうで、新年の運命は1月1日から始まるのではなく、毎年変る旧暦の正月から始まるそうです。この際、年齢も満ではなく数えで数えることになるので、「39歳でツイてくる」と言われたら、かなりの場合38歳から運が変ることになります。不思議なことに香港では例年、中国正月にかけてぐっと冷え込み、正月が過ぎるとうららかなお天気になることが珍しくありません。やっぱり自然に近い何かがあるのか? でも、今のところは暖かい日が続き、私と子供は毎日半袖で過ごしてます(実は夫はけっこう寒がり・・)。 年越しとなった先週のミッション(20点)は、@大掃除継続、B正月用意、をやったことにして(笑)、ミニ(10点)はC初詣、D元お手伝いさんからのフィリピン料理レシピの伝授、E2004年の計画が終わってかろうじて70点。まあまあのスタートでしょう。A棚2ヶ所の完全入れ替えとF年賀メール送信(香港人・中華系友人向けオンリー)は中国正月に向けて引き続き継続っ! 今週は、ミッション(20点):@やってみたいボランティアの下見、A溜まりに溜まった繕い物(どうして子供ってこんなに破くの???)、ミニ(10点):Cずっ〜〜と懸案だった洋服のお直し、D1ヶ月後に迫った温と自分の誕生日の計画、E新しいジョギングコースの開拓、F七草粥と鏡開きってとこでしょうか? ともあれ、今週は友人が日本からネコ語翻訳機「ミャウリンガル」を買ってきてくれるので、その到着が最大の目玉になりそう! ←とうとうキミたちのお話がわかるように♪ by みこと 2004年1月4日(日) 冬休み最後の1日 今日は子供たちの冬休みの最後の1日。貴重な日曜早朝から頑張ってくれている夫に敬意を表して(詳しくは「ギャラリー」見てください)、「家でのんびりしてたらワルい」と3人をラグビーに送り出した後はジョギングへ。いつも「私は馬?」と思いながら走っている競馬場には行かず、遠出してみることにしました。家の前のブループール・ロードは約1キロ以上続く心臓破りの坂道なので、いきなり上り坂。500メートルぐらい行くと勾配が一気に急になり、そこでいったんは歩いたものの、すぐに平坦なタイハン・ロードに出ました。 ←緑豊かなタイハン・ロード。見ているだけでもホッとします。 この道は山肌を横に走る比較的広い道で歩道の幅も十分。日本人小学校もある日本人には馴染みの場所です。緑も濃く、左手はすり鉢状になった競馬場にまで続く谷で、まさに住んでいるハッピー・バレーの名前そのものの眺め。「平らってラク〜〜♪」とイイ感じで走り抜け、その後はブロードウッド・ロードというこれまたかなり勾配のある道を一気に下りました(上りだったら泣きそうですが)。どんどん降りて、競馬場と目と鼻の先に来たはいいけれど、家に帰るためにはそこからまた400メートル近くの坂を上らなくてはいけません! テクテクテクテクテクテクテクテク。歩いているのとそうは変らないスピードながら、とうとう家まで完走!やった〜♪ この道、階段で上って来るわき道もあるのですが、その階段が70段あり、その先の分も階段に換算したら全部で200段は下らない坂です。引っ越してきた当初は歩いて上るだけでもけっこうキツかったのに、最近では10キロぐらいの買い物袋を提げていてもそれほど苦ではなくなっていました。そして今日、とうとう走って上れるように♪ 「40代になっても人間のカラダって進化してくれるんだな〜」と、妙に感動。もっとカラダを労わろうと思いました。まずは寝不足解消に取り組みます(誓)。地図で確認したら今日のコースはちょうど5キロ。時間も30分と手ごろなことから、私の定番コースとなりそうです。年内にはこれを2周するぞ〜!(って、そんなに香港にいる気?) 子供達は二日連続のラグビーですっかりいつものペースに。「そろそろ学校行きたい」とも言い出していて、ちょうどいい潮時でback to school! 火曜日には柔道も始まります。夫も出張再開。私も一人の時間ができるので、外出ができるようになります。明日からは家族みんなが2004年へのさまざまな思いを秘め、それぞれの方向に飛び出して行きます。本当に実り豊かな年でありますように! by みこと 2004年1月3日(土) (遅ればせながら)明けましておめでとうございます。 管理人の風上にも置けない遅〜いご挨拶となってしまいましたが、お正月はいかがでしたか?今年に入って、や〜っと一人になりました(夫&子供はさっそく、初ラグビーへ)。年越しは友人宅で「紅白、年越しそば&おせち」と、とっても正しく日本的に過ごし、カウントダウンの後にはシャンペンでお祝いしました。そのまま子供を置き去りにし(?)夫婦で家に帰ったものの、シャンペンの酔いか年末の寝不足のツケか本当に爆睡してしまい、目が覚めたらピーカンのお天気!「しまった!」と思ったものの、ご来光はとっくに終わってました(T▽T) 毎年見に行ってたので残念。こんなんで大丈夫か、2004年? 気を取り直しての中国廟での初詣の後は、元旦早々、子供と友人宅のお子さんを連れて「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を観てきました(夫たちは初フィットネスへ)。「あぁ、これもニュージーランド♪、「おぉ、これもニュージーランド♪」と、ストーリーよりもついつい背景の雄大な自然に目が行ってしまい、元旦からしっかりとNZを目に焼付けてきました。気もそぞろに見ていても、最後は泣かされました。子供も大泣き。いつか原作も読んでみたいです。戦うことをこんなに切なく感じる映画も珍しい。 夜は家族揃っておせち&お雑煮。でも、翌2日からは夫がフツーに出勤となるため、おとそ気分もここまで。子供の学校こそ休みですが(公立校は2日から登校)、2日は朝からパンにコーヒーの朝食、洗濯機が勢いよく回るいつもの生活に戻りました。でも初ジョギングでこの冬休みの目標だった5キロを走り、子供に尊敬されちょっとウレシい気分♪ これからはいつでも、どんな天候でもこの距離を軽く走れるようになり、最終的に年内10キロの定着を目指します。 「1年の計は元旦にありだから・・・」と、ジョギングの後は子供たちにサクッと勉強させ、「自分の意志でこれを続けるんだよ」と念押ししておきましたが、どこまで通じたか?私も人のことを言ってられないので、今さらベッドをどけての普段しない掃除に励み(年末にやっておけという声も・・)、「今年は片付けよう!」と密かに心したところです。他にはみんなで初読書もしたし、私は初メルマガ送信、夫と温は初ピアノ・レッスン。コックを目指す善は初米とぎ、ネコは初検診・・と、各自今後1年への祈りをこめて、ゆるゆるやり始めました。 今年も本当によろしくお願いいたします。実り多い1年でありますように。そして、世界の隅々にまで愛と平和を! by みこと |