今日で2010年3月も終わります。なぜかここ数年、1年のうちでも3月がモーレツに忙しくなることが多く、
「これじゃ、不思議の国のアリスの3月ウサギだな〜」
とぼやきながら、あれをしたりこれをしたり。
今年は長男・温（16歳）の降って湧いたような日本での高校受験の話で、すでに1、2月が尋常ではない忙しさだったので、「3月はゆっくりしよう！」と思っていたものの、やはり仕事が重なってしまい、家事と仕事とそれぞれ片肺飛行で乗り切り、やっと迎えた今日。
その間にに日本からのお客さんがあったものの、どうしても時間が作れず会わずじまい（涙） 次男・善も27日に13歳の誕生日を迎え、やっとティーンエイジャーの仲間入りを果たしたというのに、これまた夕食のメニューがなんだったか思い出せないくらいいつも通りで（まだ4日しか経っていないのに！）、夫が買ってきてくれたケーキでなんとかお祝いしました（汗）
チャリティーショップへの寄付用にたくさん作った多肉植物の寄せ植えも、十分"出荷"できる状態だったのに届けに行く時間がなく、明後日から始まるイースターホリデー明けまで家で過すことになりそうです。細かいことでも、「ぜひやろう」と思っていたことを一つ一つ諦めていくのは、なかなか不甲斐ないもの。残念だったり、がっかりだったり、知らず知らずのうちにストレスを感じていたり・・・・ （待機中の多肉植物の寄せ植え→）
そんな諦めたもののひとつに、
「28日までにメルマガを出す！」
という目標がありました。この「西蘭花通信」を始めたのは今から8年前の2002年。ちょうどNZ移住を決心して1年経った頃でした。当時4歳だった善以外の家族からは合意が得られず、夫も温も移住話には極力触れないようにしていたほどでした。
そんな時に募る想いをいくらでも、好きなだけ「語れる」場所がこのメルマガでした。誰よりもまず自分自身に語り、言い聞かせていたように思います。「移住したい、移住できる」と、それはもう繰り返し繰り返し、何でもかんでも、寝ても覚めてもNZ！な日々でした。
（こんな話は今読み返しても、懐かしいです）
移住話にはよそよそしくても、なぜかHPの立ち上げとメルマガの発行には協力的だった夫が見つけてくれたのが、NEC系のメルマガ配信サービス「カプライト」でした。（当時でも最大手だった「まぐまぐ」にもお試し版を送ったのですが返事がなく、認可されませんでした。スゴいですよね〜、許認可制って・・・汗）カプライトもその年にできたところで、お互いメルマガ1年生。それから延々と配信を続け8年が経ちました。
しかし、「カプライト」はこの3月29日でメルマガ配信サービスを停止しました。私の専用ページもバックナンバーもすべて消えました。ネット上ですから、それこそ跡形もなく消えてしまいます。その前に、「ぜひ最後のサヨナラ・メルマガを出そう！」と思っていたのですが、なぜか前号512号から自分の専用ページに入れなくなり、カプライトでの配信は511号が最後になってしまいました。
移住への願を掛けるつもりで始めたメルマガも、229号の「4人ぼっち」でとうとう夢がかない、314号の「Indefinitely−永久に」で永住権を取得。あれからさらに5年が経とうとしています。その間、ずっと登録して下さった読者のもとに、ただただ無言かつ確実にメルマガを配信してくれた「カプライト」。機械を通じて自動的になされるものであっても、感謝の気持ちには変わりありません。
これからは8年前に不採用になった「まぐまぐ」で配信を続けます。これもなにかのご縁でしょう。今回は断られませんでしたし・・・（笑）「カプライト」の方には最後まで280人以上の読者登録が残っていました。メルマガ読者がブログ読者とは限らないので（かなりの方が重複していないようで、興味深いです）、このまま配信が止まったらそれきりになってしまうかもしれませんが、そんな方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
もちろん、「まぐまぐ」に登録し直してくださった方、ブログ経由の読者の方、また「まぐまぐ」経由で新たに登録して下さった新しい読者の方にも、心からお礼申し上げます。ここ数年はすっかり不定期配信になってしまいましたが、続けていけばいつかまた定期更新に戻れる（ようになる時間ができる！）と信じて、細く長くコツコツとやっていこうと思っています。
ご挨拶ついでにもうひとつ。時間がないと言いつつ、また新しいブログを始めてしまいました。我が家の小さい庭の様子を写真＋コメントで綴る、「ニュージーランド移住記録：さいらんガーデン」です。ガーデニング・ブログと言えたものではなく、家庭菜園や多肉、庭を訪れるトリやネコなど小さい生き物の話を、日々の写真でお伝えするものです。よかったらのぞいてみてください。
明日からは4月。3月ウサギもいつもの生活に戻ります。
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｢マヨネーズ｣
前回の「歩けないなら走ろう」を配信した後、友人知人、読者の方からいろいろメールをいただきました。ありがとうございます。皆さんの質問はほぼ同じ。
「それってもっと悪化しません？」
そうなんです。その可能性もあります。でも、
「痛くない限りは関節を硬くしてしまわないためにも、動かせ」
という医者の言葉に納得して、「痛くない限り」というルールを厳格に守って走っています。変化があったらまたご報告します。
西蘭みこと
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